入出金情報が長くみられるメリットも

大手銀行で、「通帳レス」のサービスがあることをご存じでしょうか。今は紙の冊子状の通帳を使っている方が多いと思いますが、この紙の通帳や郵便物を廃止し、すべてWEB上で確認するという方法です。WEBとATMだけで取引するので、ネット銀行とも似ていますね。

銀行側としてはコスト削減につながるため、今後はより推進されていくでしょう。利用者にとってもメリットがあり、「通帳を自宅に置きっぱなしで、なかなか記帳できない、繰り越しができない」「忙しいのでインターネットバンキングを利用しているけれど、入出金情報を確認できる期間が短い」「通帳がかさばるのでなくしたい」というお悩みがある人に便利なサービスといえそうです。
 
ペーパーレス化が進む世の中ですが、通帳にも!

ペーパーレス化が進む世の中ですが、通帳にも!


以下、大手銀行4行の通帳レスサービスについてまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

三菱UFJ銀行の「Eco通帳(インターネット通帳)」

■最長25カ月分の取引をWEB上で見られる
インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」では、入出金情報を最長2カ月分(前月月初から)見られるところ、Eco通帳にすると、最長25カ月分に延長されます(ただし25カ月の期間が始まるのは、Eco通帳申し込み月の前月月初から。それより前にはさかのぼれません)。

 

三井住友銀行の「Web通帳」

■資産の損益状況も確認できる
インターネットバンキング「SMBCダイレクト」では、2018年6月4日より、(Web通帳で確認しなくても)入出金情報を最大25か月分(以前は最大2カ月分)、見られるようになりました。

さらにWeb通帳に切り替えると、借り入れ、外貨預金などの取り引きや損益情報について、毎月末時点でのレポートを確認できます。
 

りそな銀行の「インターネット通帳(りそなTIMO)」

■りそなクラブポイントがたまる
りそなTIMOに申し込むと、≪りそなクラブポイント≫が月間5ポイントたまります。

■預金残高に応じて金利がアップすることも
インターネット通帳(TIMO)にすると、残高に応じて4段階の金利がつく場合があります(ただし2019年2月5日現在では、残高にかかわらず0.01%です)。

■通帳レスにかかわらず、最大13カ月分の取引をWEB上で見られる
なお、インターネットバンキング「りそなダイレクト」では、TIMOにするしないにかかわらず、最大13カ月分の取引がWEBで確認できます。
 

ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト+(プラス)」

■最大15か月分がWEB上で見られる
無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+(プラス)」にすると、通常のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」がWEB上で最大2か月分の入出金情報を見られるところ、最大15か月分に延長されます。(以前は、通帳がなくなることで「お取引履歴(通帳未記帳分)のご案内」の送付がないということをお伝えしていましたが、この「お取引履歴」のご案内は、2018年10月1日から送付がすべて廃止されました)。

以上、4行の通帳レスサービスについてお伝えしました。

いずれも、入出金情報データのダウンロードができますが、最長の取引確認期間を過ぎるとデータが見られなくなってしまうので要注意です(店頭で入出金明細を出してもらうこともできますが、所定の手数料がかかる場合もあります)。念のため、データは定期的にダウンロードして保存、またはプリントアウトしておきましょう。

また、通帳レスにすると、現在使っている通帳は基本的に使えなくなります。

一度通帳レスにして、「やっぱり紙の通帳がいい」と思ったら、紙の通帳に戻すこともできますが、本支店の窓口に行って手続きをする必要があります。その際、元の紙の通帳があると手続きがスムーズになることもありますので、通帳レスにした場合も、以前の紙の通帳は一部、保管しておいたほうが安心でしょう。

※諸条件等は変わることがあります。また、メリットや諸条件はわかりやすく一部を抜粋して紹介していますので、詳しくは各銀行のホームページ等にてご確認ください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。