ブライズメイドとアッシャー
ブライズメイドとアッシャーは新郎新婦の心の支えでもある大切な役割
ブライズメイドやアッシャーの本来の役割は、アテンダーやウェディング全般の幹事的なものなのですが、日本では手作りウェディングでもない限りそういった裏方の必要性はありません。友人代表として、ウェディングの様々なシーンに華を添えてもらう役割として参加してもらいましょう。海外では兄弟姉妹がメンバーに入ることも多いので、日本の習慣では控えめに参加するきょうだい達ですが、そんなきょうだい達をクローズアップする意味で取り入れてもいいかもしれません。
First Meet(ファースト・ミート)
ドレス姿は当日まで新郎に内緒、というのが欧米の習慣。母親やブライスメイドたちがドレスの準備に立ち会うのが一般的なので、準備中に新郎の意見を聞く必要もなく、このサプライズが成立するわけですね。ガイドが今までにプロデュースさせていただいたお客さまでも何組かファーストミートを実践したカップルがいます。初めて花嫁姿を見た新郎のとろけるような表情と、そんな新郎を見た新婦の嬉しそうな表情が、幸せ気分に拍車をかけてくれます。新郎新婦が並んだときの衣裳のバランスが心配、というあなた。プランナーがそれぞれの衣裳選びの際にそれとなくアドバイスに盛り込むのでノープロブレムです。
Save the Date(セーブ・ザ・デート)
この日を空けておいて!という連絡もせっかくだから特別なカードで。(画像提供:ウイングド・ウィール)
特に遠方からきていただく場合には、ウェディング前後の日程も空けていただく必要がありますから、手元に残る書面でお知らせする方が丁寧。そして何より、カードを見てワクワクできる、そこがポイントです。
カードには単純に「Save the Date 2013.××.××」と書けばOK。ハガキでも済む程度の内容ですから、お友達には1枚もののカードで送ってもいいでしょう。ただ、目上の方に対しては日本のマナーも踏襲すべき。カードを封筒にいれて便箋でカードの意味とお願いを一筆添えるなど、きちんとしたマナーを意識したアレンジが必要だと思います。
海外の習慣をそのまま取り入れるのもよいのですが、日本の習慣と上手くMixさせて、ご招待するゲスト皆さまに楽しんでもらえるように工夫するのが成功の秘訣です。Please enjoy your wedding!
【画像提供】
ブライダリウムミュー http://www.mue-web.jp/
ウイングド・ウィール http://www.winged-wheel.co.jp/