大人も子供も一緒に楽しめるファミリー映画『デスカッパ』

■おすすめの理由
カッパを少し太らせたような、陽気な姿が子供の心をとらえます。
顔はちょっと怖いけど、お腹が丸くて幼児体系という感じに親近感がわきます。
短足で、バタバタと走って暴れます。

デスカッパは、人を愛せずに性格が捻くれた怪獣でした。
でも、同じ寂しい心を持つ女性や子供達とは心を通わせて、仲良くなります。
そういった部分も、どこか人間社会にもいるようで親しみがわきます。

大切な人を守る為に、デスカッパは自らを悲劇の舞台へと繰り出し、暴れて悪者のようになってしまう姿に涙が出てしまいます。本当は清らかな心を持っているデスカッパなのに、見た目のグロサからどうしても悪者に見えてしまうという気の毒な主人公の心の辛さが伝わってくるような映画でもあります。

この映画は、日本人よりもアメリカの国民の方が先に熱狂しました。
あの色々なSF作品や大掛かりなセットのアクション映画よりも、この素朴な映画がアメリカ人の心を掴んだ事がなんとなく分かるような作品です。

現代の子供には新しく、大人は子供の頃に戻って一緒に見れるファミリー映画だと思います。
奇想天外なエンディングも見もので、どの怪獣映画よりも楽しく見れる映画でおすすめです。

■デスカッパ
監督:原口智生
主演:平田弥里
DVD発売元:ハピネット・ピクチャーズ



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