悪魔の手先の妹であるヒロインの結末は……?
『太陽の王子 ホルスの大冒険』
■監督:高畑勲
宮崎駿も参加したアニメ作品。大塚康生、森康二なども参加している。
ストーリーは、ホルスという勇敢な少年が悪魔のグルンワルドと闘い、村を守るという話で、
ホルスはまっすぐな少年で、自分の居場所を探して旅している。
悪魔のグルンワルドの声が平幹二郎さんで渋かったり
ヒルダが、今までのヒロインと違う少女。
普通アニメのヒロインなら、かわいくってけなげとかいうタイプが多いんだけど、
ヒルダは孤独で、ちょっといじわる、
そして悪魔の手先グルンワルドの妹で、村の仲間をバラバラにする役割を持っていて、
ホルスを仲間と分裂するように村人に疑問を投げかけたりする。
歌を歌うのが得意の美少女。
でも、ホルスには「私たち双子だったのよ」ととても近いものを感じ取ったりする。
一度はホルスを疑い、仲間はずれにした村の連中も、
心をひとつにして、みんなで太陽の剣を鍛え上げグルンワルドと闘い、勝利する。
ヒルダの心にも温かいものが戻ってきて、みんなの力で村が救われる。