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キリストと絡めながら描かれた、「ベン・ハー」の物語

青年ベン・ハーの物語であるが、同時にイエス・キリストの物語でもあります。世界的にもよく知られているキリストの生誕と生涯、そしてベン・ハーのどん底に突き落とされる生き様、二つの道筋が平行と交差を重ねていくストーリー。終始、あえてキリストの「顔」を映さないことで、その神々しさをかもし出しています。またベン・ハーも無抵抗を貫き通すなど、とてもキリスト教的に仕上がっています。

投稿記事

現在アカデミー賞最多の11部門受賞作

■作品名
ベンハー
■監督

ウィリアム・ワイラー
■主演
チャールトン・ヘストン
■DVD/Blu-ray発売元
ワーナーホームビデオ

■おすすめの理由
青年ベン・ハーの物語であるが、同時にイエス・キリストの物語でもある。
世界的にもよく知られているキリストの生誕と生涯、そしてベン・ハーのどん底に突き落とされる生き様、二つの道筋が平行と交差を重ねていくストーリー。

終始、キリストの描かれ方が特徴的である。
あえて彼の「顔」を映さないことで、その神々しさをかもし出している。

そして最大の見所はパッケージなどにも必ず描かれる、ラストの「馬車レース」のシーン。
仇敵メッサラの非道極まりない攻撃に対し、ベン・ハーは無抵抗を貫き通す。
そして、最後には……そんなところも、とてもキリスト教的に仕上がっている。

ところで、一般的に海外ではよく聖書の引用を用いられるが、他の映画や音楽の歌詞などでも「ベンハー」が取り上げられていることがある。それだけ海外においては常識的な位置づけの作品といえる。

また、アカデミー賞11部門受賞という、未だ破られていない記録を樹立している。
昔の映画に触れたことのない若い世代には特に、ぜひ見て頂きたい作品だ。



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