惑星から決死の逃避行をする主人公を待つ衝撃のラスト
■作品名「猿の惑星」
■監督
フランクリン・J・シャフナー
■主演
チャールトン・ヘストン
■DVD販売元
20世紀フォックス ホームエンターテイメント
年配の方から、子供までこの映画を知らない人はいないのでは?と思う位有名なSF映画「猿の惑星」。
シリーズ化され、洋画劇場などTVでオンエアされているので、何回も観たという人も多いでしょう。
「猿の惑星」は1968年にアメリカで公開された映画ですが、原作はフランスの小説(ピエール・ブール著)なんです。
監督は、アメリカの監督、フランクリン・J・シャフナー。
猿の惑星でアカデミー名誉賞、1970年の「パットン大戦車軍団」では、アカデミー作品賞。監督賞ほか7部門の受賞をしています。
主演は、チャールトン・ヘストン。
「ベン・ハー」でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優です。
■あらすじ
ある惑星に不時着した宇宙飛行士達……
そこは、なんと知能の高い猿達に支配された惑星で、彼らは猿達に捉えられる……。
彼らは、味方になってくれた猿達の力を借り、なんとかこの惑星からの脱出をこころみるが……
■おすすめの理由
猿が人類を支配した惑星……
当時としては、かなり斬新で衝撃的なストーリーだったことでしょう。
また、猿の特殊メイクは、当時のレベルから考えるとずば抜けて優れたもので、メイク担当の人は、アカデミー名誉賞を受賞しているほど。
猿と言っても、着ぐるみ感はなく、ほとんど人間に近く、知能も高く英語を話し、文化を持っていて、人間を支配している……こんな惑星からなんとしても、逃げなければ、もとの人間の世界に戻らねば!と決死の逃避行をする主人公。
ハラハラしながら、「なんとか逃げて」と観ていると、衝撃的なラストシーンが。
これは、驚きでした。
ネタバレになってしまうので書きませんが、このような形でラストを表現する方法は、この映画が初体験だったので、いまでも脳裏に焼き付いています。
今観ても全く古くささなどを感じさせない、SFの名作だと思います。
最近「猿の惑星 ジェネシス」を観て、また基本のこれを観たくなったのですが、やはり何度観ても面白いな……と感じさせてくれます。