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米国株、アジア株…海外投資に強いネット証券はココ

日銀の異次元の金融緩和などにより、今後円安に進みやすい環境にあるといえます。そんな中、海外投資の重要性はますます高まっていくでしょう。海外の株式やETFの取り扱いが充実しているネット証券の中から、ガイドがおすすめする3社をピックアップしました。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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海外投資の重要性はますます高まっている

メインの証券口座は海外投資にも強いところだと便利

メインの証券口座は海外投資にも強いところだと便利

アベノミクスでは異次元の金融緩和がなされています。具体的には2012年末に138兆円のマネタリーベースを2014年末までに270兆円にするというものです。もちろん米国ではそれ以上の金融緩和がなされていますので、これだけで円安になるわけではありません。

しかし、日本は東日本大震災以降、原子力発電所の稼働が停止し、エネルギーを大量に輸入する必要が出てきました。その結果、日本は貿易赤字国に転落。ファンダメンタルの面から見ても、円安に振れやすい方向にあるといえます。

このような中で、海外投資の重要性は今後ますます高まってくると思います。海外投資では、円安になれば為替差益が出て有利だからです。したがって、ネット証券を選択する際にも海外投資に強い証券会社を選んでおいたほうが有利でしょう。

もちろん、海外投資はメインと別の証券会社で取引、というのも選択肢の一つです。しかし、資金を一括管理できる利便性を考えれば、やはりメインの証券会社で海外投資もまとめてできたほうが便利です。

海外投資に強いのはSBI、マネックス、楽天の3証券

結論からいえば、海外投資に強いネット証券のベスト3はSBI証券、マネックス証券、楽天証券の3社だと考えています。

■SBI証券
米国株、香港(中国)株、韓国株、ロシア株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株、ベトナム株と、取り扱う国数はトップクラスです。また、米国株は1000銘柄超、香港株も1300銘柄超と、それぞれの国の取扱銘柄数も豊富です。

■マネックス証券
取り扱うのは香港(中国)株と米国株だけですが、香港(中国)株は主要ネット証券初、特定口座に対応(2012年3月19日時点、マネックス証券調べ)。また、米国株の取り扱いは約2800銘柄と、オンライン証券業界で最多です(2012年11月20日時点、マネックス証券調べ)。

■楽天証券

米国株、香港(中国)株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株と幅広く取り扱っており、海外ETFの取扱本数はネット証券NO.1です(2012年11月15日現在、楽天証券調べ)。

それぞれに特徴がありますので、どの証券会社が一番良いと決めることはできないのですが、ともあれ、海外投資に強い証券会社を選択することは今後ますます重要になってきます。口座開設の際はぜひ確認を!


※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。

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