親子でも楽しめる「壺屋焼シーサー作り体験」
沖縄県の県庁所在地である那覇市の中心が、いつも地元の人々や観光客でにぎわう国際通りに「那覇市伝統工芸舘」があります。
「那覇市伝統工芸舘」では、那覇の伝統工芸品である、壺屋焼き・琉球漆器・首里織・紅型(びんがた)・琉球ガラスの展示、実演、販売を行っています。
人間国宝の作品をはじめとした伝統工芸品も展示。実演施設ではこれらの伝統工芸の制作工程の紹介と共に、実際に制作しているところを手に取るようにして見学できます。
そんな「那覇市伝統工芸舘」の体験の中でも、素朴な質感と温かみのある壺屋焼のシーサー作り体験（所要時間約120分、3000円）は、かわいらしいシーサーを自分で作れるとあって人気です。
壺屋焼とは、沖縄県を代表する焼物です。その技術は、東南アジア系の焼締め技法と、中国伝来の鉄絵陶の施釉絵付法、さらに日本の技術を受けたと思われる上絵付法などを機軸として、銅やコバルトを加えた光沢ある独特の緑釉や藍釉など広範囲に及びます。
「那覇市伝統工芸舘」のシーサー作りは、自分でオリジナルのシーサーを作ります。特に表情は自由にメガネやサングラスをかけたシーサーを作るのも楽しいですよ。焼成から完成、自分のところに届くのに約1ヶ月かかりますが、家の立派な守り神になるに違いありません。
※写真は那覇市伝統工芸館さんから使用許諾をいただいた写真を掲載しています。
■那覇市伝統工芸館
住所：沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2F
電話：098-868-7866
営業時間：10:00～、13:00～、15:00～（シーサー作り体験）
定休日：不定休
HP：http://kogeikan.jp/index.html
