真夏でも涼しい富山の観光地を五感で満喫しましょう(2ページ目)

夏の室堂（むろどう）散策ツアー

称名滝は雪解け水を利用した天然のシャワーが涼しさを体感させてくれますが、立山登山の中継基地である室堂は標高差がもたらす過ごしやすさと圧倒的な景観が売りになります。

室堂は立山駅からケーブルカーに乗り、バスを乗り継いで弥陀ヶ原（みだがはら）を突っ切った先に位置する立山登山の中継基地で、標高2450メートルという日本一高い場所に設置された鉄道駅になります。

通常は室堂ターミナルから立山の山頂を目指して登山を楽しむか、トロリーバスをさらに乗り継いで大観峰や黒部ダムを目指すのですが、真夏に涼を楽しめる観光地として室堂散策もお勧めです。真夏でも少し寒いく、天候によってはジャケットがないと我慢できないくらいです。 
周辺には3000メートル級の山々が連なっており、遠近感を失うような圧倒的な景観が広がっています。目に入る景色は高山地帯特有の輝き方をしており、光の見え方がいつもと違っています。

室堂からいくつもの散策ルートがあるので、石畳を踏みしめながら周辺の地獄谷、みくりが池などの観光スポットを回ってきてください。

散策ルート入り口には、日本名水100選の立山玉殿（たまどの）のわき水があります。空のペットボトル持参し、その水を飲みながら散歩を楽しみましょう。また室堂ターミナルのお菓子『星の雫』も絶品です。お帰りの際はターミナルに試食コーナーがあるので、『星の雫』に手を伸ばしてみましょう。

■ 室堂ターミナル
アクセス：立山駅から立山ケーブルカー（7分）
→美女平から立山高原バス（50分）
→室堂ターミナル到着
料金：立山駅→室堂ターミナル、大人片道2360円（子ども半額）
公式サイト