旅行者にもぴったり! 30分ほどで出来上がる体験プログラム
眼鏡と並んで福井県の主要産業である繊維業。その歴史は古く、紀元2~3世紀頃からすでに絹織物が織られていたとか。
10世紀には全国でも有数の産地に成長し、藩政期にはその名声は揺るぎないものに。
その後、近現代には数々の困難に直面したものの、様々な工夫や戦略によって乗り越え、今日に至るまで他に類のない伝統と技術はしっかりと受け継がれています。
明治38年~平成10年まで機業場だった建物を利用した繊維業の博物館『はたや記念館ゆめおーれ勝山』では、明治~昭和にかけて実際に使われていた糸燥り機や機織り機を展示。
福井の繊維業の推移を目の当たりできる他、小型の手織り機でオリジナルコースターを織ったり、
蚕の繭玉で色んな動物や鳥(恐竜も!)を作る体験プログラムも用意されています。
どちらのコースも予約は不要で、手織り体験の場合、太い糸で織ると30分ほどで出来上がるので(細い糸だと1時間以上)、予定が詰まっている旅行者でも気軽に立ち寄って体験できるのではないでしょうか。
福井県より許諾をいただいた写真を投稿しています。
■手織り体験・まゆ玉クラフト体験
住所:勝山市昭和町1丁目7-40
電話番号:0779-87-1200
所要時間:手織り体験30分~90分、まゆ玉クラフト体験20分~60分
体験料金:200円
営業時間:9:00~17:00
定休日:12月29日~翌年の1月1日、臨時休館あり
HP:www.city.katsuyama.fukui.jp/hataya/
※データは記事公開時点のものです。