福井の観光・旅行/福井のグルメ

焼き鳥消費量No.1の福井、行くなら「秋吉」

庶民の味方、それはいつでも「焼き鳥」。ご存知ですか、焼き鳥消費量日本1の県は、なんと「福井」なのです。それもこれも、この「やきとりの名門 秋吉」があってこそ、といっても過言ではありません。

友田 晶子

執筆者:友田 晶子

日本酒・焼酎ガイド

 

 

人気焼き鳥店「秋吉」の本家本元

庶民の味方、それはいつでも「焼き鳥」。

ご存知ですか、焼き鳥消費量日本1の県は、なんとわが「福井」なのです。
それもこれも、この「やきとりの名門 秋吉」があってこそ、といっても過言ではありません。今では全国各地にチェーン展開をしている有名店ですが、本家本元はここ福井です。私たち福井っ子は、秋吉とともに大人になるのです。

焼き鳥は、小ぶりでなければいけません。
焼き鳥は、5本、10本、20本~100本単位で頼まなくてはいけません。
焼き鳥は、こりっと噛み応えがなくてはいけません。
焼き鳥は、目の前のカウンターで炎を上げて焼いてくれなくてはいけません。
焼き鳥を置くカウンターは、冷めないように温かい鉄板でなければいけません。
焼き鳥の付け合せは、串に刺したキュウリでなければいけません。
焼き鳥屋に入ったら、男性はみな「社長」、女性はみな「お嬢ちゃん」と呼ばれなくてはいけません。

以上、すべてを兼ね備える恐るべき焼き鳥屋。それが秋吉なのです(って、これぜんぶ、秋吉の特徴やん)。

ここ、片町店は、本家本元の「勢い」ってものがあります。遠くから見ると「火事か?」と思うほど、激しく燃える焼き場の炎。これを見るだけでも高揚します。さぁ、焼き鳥食べるぞ、おいしい酒飲むぞ、という気分になります。
ひとつ残念なのは、福井の地酒がないこと。旅行者の方ごめんなさい。

焼き鳥のおすすめは「純けい」。鶏の熟女。続いて「シロ」(モツ)。歯ごたえ、甘辛いタ、絶妙です。我々通はこの二つしか食べませんが、ほかに「アカ」(レバー)も「串カツ」もかなりおいしいけれど。
ちなみに、注文は「まず、けい10本、シロ10本ね」「次、アカ10に、カツ10」といった感じ。女性でも一人30本~40本くらい食べます。若い男性二人なら100本いっちゃいますね。それが秋吉です。

お勧めは、片町店。
旅行者にも優しく安心の店。暖簾をくぐったとたん「いらっしゃい、社長!」と呼ばれたら、その瞬間、あなたもすっかり福井人よ(なりたくないなんて言わないで~)。

やきとりの名門 秋吉 片町店
■住所:福井市順化2-12-17
■地図:Yahoo!地図情報
■電話:0776-21-3573
■営業時間:17:00 ~ 27:00
■定休日:日曜日
■URL:http://www.akiyoshi.co.jp




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