飾ってよし、受験生に贈っても喜ばれるうるしダルマ
縁起物として広く親しまれているだるま。禅宗を開いた達磨大師の座禅姿を模した張り子の置物で、赤く色付けされた丸い形が一般的ですよね。
達磨大師が9年間も座禅し続けた結果、手足が腐ってしまったという伝説から手足がない形状で作られるようになったのですが、福井県指定郷土工芸品に選ばれているうるしダルマは手足はないものの、丸くないのが特徴。
かと言って四角とも三角とも言えず、そればかりか色や形、表情に至るまで、何もかもがバラバラ。
これは様々な色の漆を容器に流し込んで固め、それを小さく割った後、研磨して形を整えていき、
最後に顔を描いていくという完全手作業で製作されるため、1つとして同じ物がないんです。
一般的なだるまと違って底辺がどっしりと安定しているので、最近では“転ばないだるま”として
受験生の合格祈願に人気で、さらには今年のアメリカ大統領選挙の際、再選を目指すオバマ大統領にも贈ったとか。
元々一点もののうるしダルマですが、自分で絵付けすることによってさらに御利益がアップするかもしれませんよ!
福井県より許諾をいただいた写真を投稿しています。
■うるしダルマ絵付け体験
住所:小浜市福谷8-29-8
電話番号:0770-52-2590
営業時間:9:00~19:00
定休日:年末年始・毎週水曜日
所要時間:30分
体験料金:950円
アクセス:JR小浜駅から車で10分
HP:www.fuku-e.com/020_experience/index.php
※データは記事公開時点のものです。