4人目で減少? 育児ストレスのピークは3人目

育児ストレスは3人目がピーク、4人目育児で減少

ママは毎日ヘトヘトです……。そんな育児ストレスは3人目がピーク、4人目育児で減少という調査結果が

アメリカの情報サイト「TODAYMoms.com」が、7164名のママを対象に育児ストレスについての大規模調査を行いました。参加したママ達に、現在のストレス度を、1点から10点で回答してもらったところ、平均は8.5点(10点がもっともストレス)。アメリカでも非常に多くのママがストレスで悩んでいる実態が明らかになりました。

さらにその調査では、ストレスに影響を及ぼしそうな項目、お金のこと、仕事のこと、家族のこと、そして、自分のこと、などについての回答を得ました。

以下、ポイントの高かったもの、興味深いものをピックアップすると、
  • 46%のママが、子ども以上に夫にストレスを感じている
  • 60%のママが、やろうとしていることが終わらない、時間が足りないことにストレスを感じている
  • 60%のママが、男の子よりも女の子を育てることにストレスを感じている
  • 90%のママが、産後の体形維持などの美的なポイントにストレスを感じている
ということが明らかに。この結果、あなたはどう思われましたか? 「そうそう、私も!」と思うもの、逆に「私は違うかなぁ」と思うものもあったかもしれません。

さらに、
  • ストレス度は、子どもの数が3人でピークに、4人目以降は減少する
ということも分かりました。子どもの人数でストレス度が上下する、これは、「Duggar effect(ダガー効果)」 と呼ばれる現象で、19人の子どもを育てるDuggar夫妻から取ったもの。育児はあるピークを超えると、次第に楽になっていくという経験から名づけられたそうです。では、なぜダガー効果のような現象が起こるのでしょうか。
 

育児ストレスと完璧主義の関係

「1人、2人、3人でストレスがピークに達し、それ以降はストレスが下がるのは、4人になると、どうあがいても、もはや完璧主義ではいられなくなるから。」とは、この調査に参加した4人の子どもを持つママの言葉。

つまり、3人目までは、ストレスを感じつつも完璧主義を押し通そうと思えばできるものの、4人目になると、状況的にそれが不可能に。その分かれ目が3人目と4人目なのですね。4人目育児になると、物理的に完璧を追求できなくなくなることがポジティブに働き、完璧主義の束縛から解放され、育児ストレスが低下するというわけです。

ここで見えてくるのは、完璧主義と育児ストレスの関係です。実際、この調査でも、75%のママが、
  • 完璧でいようとプレッシャーをかける自分がいる
  • 他のだれに対してよりも、自分に対し、厳しく評価してしまう
  • 他のママから受けるプレッシャーよりも、自分が自分自身にかけるプレッシャーの方が高い
と答えたそうです。完璧主義の一番の被害者は自分自身のココロ。育児ストレスは、追い込まれたココロが悲鳴をあげている状態なのです。
 

完璧主義を手放す勇気が、育児ストレスから解放されるカギ

この調査が教えてくれるもっとも大事なメッセージは、「3人目がピーク」という部分ではありません。育児ストレスを解消するための本当のカギは、子どもの人数にあるわけではないからです。

子どもの人数に関係なく、完璧主義を手放せるかどうかが、育児ストレス解消のカギ。だから、現在、3人目育児の真っ最中という方も、「3人目がピーク」という結果にとらわれる必要は全くありません。完璧主義を手放すことで、育児ストレスを緩和することができるからです。

とはいえ、何事もきっちりとこなしたい人にとって、その習慣を手放すのはなかなか難しいもの。この調査でも、そうせざるを得ない状況まで、自分を追い込んで頑張ってしまっているママ達の現状が伺えます。

ためしに、紙を2枚用意し、1枚目には、ある一日に実際にやったことを、2枚目には、その日に自分がやりたいと思っていたことを書き出してみてください。そして、その2枚を比較してみましょう。それは量的にも、質的にも大きな違いがあるものでしょうか? その差が大きければ大きいほど、自分にかけるプレッシャーも大きく、自分を追い込んでしまっている状態と言えます。

もともと目指すものが高い人にとって、完璧主義を手放すことは怖いこと。なぜなら、自分を下げてしまうのではという気がしてしまうからです。でも実は、完璧主義を捨てると、ストレスが減るばかりでなく、効率的に動くことができるようになります。

完璧を目指さない方が、逆に多くを達成できるからくりについては、 で詳しく触れています。ぜひ合わせてご参照ください。
 

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。