もうすぐ国家資格に?
ちなみにこの資格を取得する方法にも少し触れておきたいと思います。1.基本講習(2日間)+終了試験 …誰でも参加可 …20,000円
2.登録講習(1日) …終了試験合格者 …16,000円
上記の2つの講習と終了試験を合格した後は『宅地建物取引主任者』もしくは『協議会が認める賃貸不動産関連業務経験3年以上』という要件をクリアすれば晴れて『賃貸不動産経営管理士』となれます。
ちなみに登録期間は5年間です。
http://www.chintaikanrishi.jp/outline/index.html(参照:賃貸不動産経営管理士協議会)
要件を見ると、なおさらこの資格が『賃貸不動産業における上級資格』との印象を受けますね。
そして、この上級資格がさらに上級、『国家資格』になるかもしれないのです。
現実に2009年1月30日、国土交通省の社会資本整備審議会産業分科会不動産部における会合において、その検討が開始されました。
もちろんすぐにそうなる訳ではないでしょうが、やはり期待は高まるばかりです。
民間資格でも不都合がある訳ではないでしょうが、国家資格になれば当然に認知度も上昇し、さらに活用の機会も広がるでしょうから。
とはいえやはりまだ創設2年目の若い資格です。
急速に増えた需要が今後はさらに増える可能性が高いため、講習会運営等、今は国家資格になるのを前提とした様々な整備に急務として取り掛かっているようです。
近年は特に不動産賃貸において、ゼロゼロ物件に代表されるように様々なトラブルが聞かれます。
この資格者が増える事で、少しでも今以上に安心して物件を借りられるようになるといいですね。