資産運用/デイトレで資産運用し金持ちになる!デイトレーダーの必勝法

スキマ時間のデイトレードは金持ちへの近道

相場をモノにするには、相場の定期的なウォッチが不可欠。強気相場であっても弱気相場であっても、上下動は頻繁に起こっています。そのため、相場と対峙する時間が長いほど、得られる利益額も増えるといえます。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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途中で小規模な調整、大規模な調整はやってくる

移動中などに市場の動向をこまめにチェックしておけば、急な下落にも巻き込まれにくい

移動中などに市場の動向をこまめにチェックしておけば、急な下落にも巻き込まれにくい

アベノミクス相場といえども注意しなければならないのは、大勢の人が楽観的だからこそ、いつ「ブラック・スワン」が現れるとも限らないということです。

ブラックスワンとは、金融マーケットにおいて、確率論や従来からの知識や経験では予測できない極端な事象が発生し、その影響や衝撃が甚大となる現象のことです。

皆が湧いていた2007年にサブプライムショックが起き、マーケットが復活基調にあった2010年にギリシャショックがあったように、楽観論が支配するときこそ、気を引き締めておく必要があります。

上がり続ける相場もなく、下がり続ける相場もない、というのが私の基本的な考え方です。仮に今以上に円安が進行したとしても、必ずいったん調整下落(円高)が来ると思っています。

しばらくは円安・株高トレンドだとしても、投資家勢は途中で利食いをかける。ヘッジファンドの決算を前にした利益確定がある。輸出入企業の両替がある。これらは小規模な調整を起こします。為替レートでいうと1円から2円程度の下落、株なら300円から1000円程度の下落です。

あるいは欧州債務問題が再び取り沙汰され、リスクオフ相場がやってくるかもしれない。アメリカの債務上限問題が蒸し返されるかもしれない。そうなると、大規模な調整が起こります。為替で3円から5円程度、株で1000円~3000円程度の下落です。

実際、5月下旬から6月上旬にかけて、このような相場となりました。

もちろん変動幅は、通貨ペアや銘柄などによって異なりますが、一方的な上昇や下落ではなく、行ったり来たりを繰り返しながら上昇、もしくは下落していくのが相場です。

しかしこの調整も、7月の参院選までにはいったん戻るのではないでしょうか。このような相場では、安易な損切りは損切り貧乏になる恐れがあるので、資金の余裕を持って耐える判断も必要です。

「ついで」のトレードで儲けを積み重ねよう

この相場をモノにするには、相場の定期的なウォッチが不可欠です。強気相場といっても、上下動は頻繁に起こっているため、相場と対峙する時間と、得られる利益額とは比例しやすいのです。

今では投資信託を除き、あらゆる金融商品の手数料が安くなっているので、細かなトレードで十分利益を狙うことができます。特に、株、FX、日経225先物、CFDなどはスマートフォンで売買できるアプリが出ているので、メールチェックのついでや天気予報を確認するついでに確認し、利益が出ていれば決済、ということがやりやすい環境です。

そう、わざわざトレードのために時間をとる必要はなく、何かのついでか、何かの合間に相場をチェックすればいいのです。

私もこの原稿を、早朝から自宅近所のカフェで書いていますが、原稿を書きながら、疲れたらiPhoneで為替を確認し、トレードしています。最近は地下鉄の中でも電波が通じるので、本を読む気力のないときは、iPhoneでトレードすることもあります。これなら、15分間の移動で2000円ゲットなど、簡単に稼ぐことができます。あとはこの積み重ねです。

参考:『株、FX、不動産、金―この急騰相場は短期で稼げ! 』(あさ出版)


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