暴落に巻き込まれない一つの手段がデイトレード

短期で相場が上がるか下がるかは誰にもわかりません。そのため、「長期投資」と
デイトレをする理由とは

デイトレをする理由とは

いう言葉が私たちを惑わせます。
しかし誤解してはいけないのは、長期保有は目的ではなく、手段に過ぎないということです。

「割安に放置されていたところを買っておいた銘柄が市場に見直され、価格が本来の価値に近づく」という、企業価値と株価の調整には、ある程度の時間がかかります。つまり、ギャップが埋まるまでじっくり待ちましょう、というのが、長期投資の基本的な考え方です。

ですから、別に長期でなくても、もし短期間でそのギャップが埋まれば、利益確定しなければならないのです。でなければ、再び暴落のリスクにさらされてしまうのですから。長期投資だからといって、何もしないでほったらかしにすればいいというわけではないのです。

長期投資の本質とは、「自分が認めた価値と、市場が感じた価値の違いによる価格差が修正されるまで待ち、修正されたと思われるタイミングで利益確定し、次に下落したところで再び買う」という行為を繰り返す、というものです。

2013年からしばらくは政府と日銀によって演出されたバブルが続きます。日銀が相場に参加し、国債はもとよりJ-REITやETFまで買い込んでいます。つまりこれは、水増しされた、あるいは歪められた価格であり、いずれ適正な価格に修正される日が来る可能性があります。

そのため、高値で掴んで次の暴落に巻き込まれないよう、私はデイトレードをして、短期で利益確定を繰り返しています。たとえば私がメインでトレードしているFXの豪ドル/円は、最近ではかなり過熱感があります。5円程度の深押し調整は十分に起こりえる水準なので、10銭程度の利が乗ったら、すぐに決済します。

この原稿を書いている2013年4月29日は、ゴールデンウィークなので市場参加者が少なく、商いも小規模です。通常は値動きは小幅になりますが、商いが薄いため、ちょっとしたヘッジファンドなどのポジョションの偏りで大きく動くリスクが高い時期です。実際、過去平均では5月のボラティリティは非常に高いので(Sell in Mayと言われるくらい)、5銭でも利食いしています。

引っ張って利益を伸ばせるのも事実ですが、どこまで上がるかはわからないからです。

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