お金を「ためて・ふやす」8つの行動
ファイナンシャルプランニングには大きく分けて8つの行動(アクション)から成っていることをお話しました。8つの行動をもう一度振り返ってみましょう。それぞれの行動は、自分でできる人もいれば苦手な人もいるはず。できないことは、助けてもらったり、任せることによってカバーすることもできます。自分自身はどの行動が得意で、どの行動は苦手かは次回以降でお話しますが、ここでは、自分以外の人で、どんな人がどのようにカバーしてくれるのかを考えてみます。誰にどうやって任せればよいのかを、行動別に見ていきましょう。
【参考】
・お金を「ためて・ふやす」8つの行動とは
・家計管理は家庭管理?夫婦で役割分担
家計の把握・管理と家計改善は別
家計については、よく「まずは家計簿を付け、家計を把握することからはじめましょう」とアドバイスされます。ところが、そこでつまずいたら先に進めないということになってしまいます。もちろん、ファイナンシャルプランニングには必須なのですが、家計簿を続けること自体苦手な人も多いのが現実。苦手な人は誰かに任せるかサポートを受けると次のステップに進めます。また、家計は「把握・管理する」だけでなく「改善する」ことも重要です。実は「把握・管理する」ことと、「改善する」ことに活かせる持ち味はまったく異なります。同じ家計に関することですが、ひとまとめに考えずに「把握・管理」と「改善」を分けて考えてみましょう。
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