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リストラに護身術ってあるの?(2ページ目)

リストラされる人には、一定の共通した現象があり、それははた目から見ると意外にわかりやすいもの。その傾向をしっかりと理解して日頃から対策をとっていれば、リストラの対象にはなりにくくなります。言わばリストラ護身術は、ある程度効果を発揮できるということなのです。

小松 俊明

執筆者:小松 俊明

転職のノウハウ・外資転職ガイド


リストラのターゲットは決まっている

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モチベーションには要注意

では誰がリストラのターゲットにされるのでしょうか。最初にターゲットにされるのは、モチベーションを下げている社員です。なぜならそうした社員は会社への貢献度が低く、今後会社の将来を託せる人材ではないと判断されやすいことがその理由です。

ではなぜモチベーションが下がっているとわかるのか。それは上司とのコミュニケーションが極端に低くなっていることで判断されることが多いようです。話をあまりしないから、はた目から見ていると何か本人が問題を抱えているように見えます。その結果、会社の戦力として計算できない存在とみなされるようになっていくのです。そして知らないうちに孤立した存在となったあげく、いざ会社がリストラをしなければならない状況になったとき、上司の頭に最初に思いつくのが皮肉にも普段ほとんど会話を交わさない、その人物だったりするのです。言うなれば、通常は全く目立たないのに、そうした非常時になると突然目立つ存在になったということなのです。

社歴が長くても安心してはダメ

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未来志向であることが大切

社歴の長いベテラン社員であるということや、色々と豊富な経験を積んできたという過去の実績があることに安住してはいけません。知らないうちに自分の言動の中から未来志向がなくなり、保守的でネガティブな振る舞いや発言をしていると会社の足かせになっていると評価されることがあるからです。

会社にとって取り扱いの難しい存在にならないことが大切であり、それを自覚した上で職場の上司、同僚、部下とのコミュニケーションを増やし、モチベーションの高さと会社への貢献を繰り返しアピールすることが、リストラ護身術の奥義と言えるでしょう。
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