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超高精細を持ち歩けるdynabook KIRA V832(2ページ目)

東芝から全く新しいモバイルノート「dynabook KIRA V832/28HS」が登場しました。Ultrabookガイドラインに準拠するこのノートPCの最大の特徴は、2560×1440ドットの超高精細表示に対応したタッチ液晶を搭載すること。PCとしての高い基本性能と妥協のないモバイル性能を兼ね備えた、魅力的なUltrabookなのです。

コヤマ タカヒロ

執筆者:コヤマ タカヒロ

デジタル・白物家電ガイド

1kg台前半のモバイルノートとしては敵なしの高解像度

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起動時のスタート画面。解像度が高いためタイル枚数も多く表示される。

「dynabook V832/28HS」の最大の特徴が液晶ディスプレイにあります。表示解像度は2560×1440ドット。現在国内で発売されている13.3型ワイド液晶を搭載したWindowsノートでは最大の解像度です。唯一ライバルといえるのが、同じく13.3型液晶を搭載するアップルのMacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデルです。MacBook Proは2560×1600ドット表示に対応。この解像度の違いは液晶ディスプレイの比率の違いによるものです。

 

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もちろんマルチタッチ操作に対応。液晶パネルはかなり映り込みが強かった。

さらに「dynabook V832/28HS」の液晶ディスプレイはWindows 8のマルチタッチ操作にも対応。Winowsストアアプリなどもタッチで操作することが可能です。

 
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高解像度を活かすため文字サイズを調整するユーティリティが付属する

これまでのWindowsPCでは液晶画面の解像度が高くても、それを効果的につかうことができませんでした。特にノートPCでは画面サイズが小さいこともあり、高解像度になれば画面は広く使えますがその分、文字が小さくなってしまうという欠点がありました。

 
しかし、「dynabook V832/28HS」では付属の「画面設定ユーティリティ」によりその問題を解決しています。「画面設定ユーティリティ」では画面解像度は高いままに画面の文字やアイコンのサイズやマウスの移動速度などを設定することが可能。画面解像度は高いため、写真などは高精細に表示でき、文字は読みやすいサイズに設定することができます。
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左が文字サイズを最大にした状態。右が標準の文字サイズ。

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左が「小さいテキスト」を選んだ画面。右は「表示領域を最大化」した状態。


「dynabook V832/28HS」では同社のテレビブランドREGZAの画質チューニングのノウハウを生かし、工場出荷時に一台ずつしっかりとチューニングする仕組み。このためもあり、液晶ディスプレイに写真を表示しても非常にナチュラルな色で表示できました。

液晶パネルは光沢タイプで映り込みは若干強め。屋外利用時のテキスト表示などでは画面の角度を選ぶシーンもありそうですが、その分映像表現は鮮やかでした。

モバイルとしての拡張性・入力性も十分

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