まずは、スタンダードなエスプレッソを淹れる
それでは実際にエスプレッソを淹れてる様子を、順を追ってご紹介します。購入直後に初めて使う時やしばらく使わなかった時などは、空気抜きや水硬度の設定(初回のみ)など初期設定をする手順を踏まなくてはなりませんが、一旦使い始めてしまえばこれらの工程は省けますので、次の工程からご覧ください。
予熱が終わると内部洗浄がはじまります。
背面に主電源・前面に電源があります。通常は主電源は入れたままで、前面の電源のみ入り切りします。水タンクをセットすると予熱がはじまりまり、その後内部洗浄を行います。内部洗浄は、手動で行うこともできますが、電源を入れる時と切る時に自動で行います。これらが済めば準備完了です!
グラインダー部分にコーヒー豆を投入
この間に、グラインダーにコーヒー豆を投入。グラインダー部分が豆の保存容器を兼ねていれば一袋入れてしまえるのですが、一日に飲みきれる分だけ入れるのがおすすめとのこと。でも、面倒な人は、一週間で飲みきる分くらいまとめて入れても大丈夫でしょう。あとは、先にご紹介した通り、中央のダイヤルで抽出量と濃さを選びます。
コーヒー抽出口を下げてカップに近づける
コーヒー抽出口は上下に動くので、カップ受けに置いたカップの高さに合わせて近づけます。そして、エスプレッソマークの1杯or2杯またはカフェジャポーネのボタンを押せばOK。あとは抽出を待つのみ。
2つの口からコーヒーは抽出されるので、2杯の時はそれぞれの下にカップを置いて2杯同時に淹れられる
コーヒーは2つの抽出口から出てくるので、1杯の時は2つの口の下に、2杯の時は、それぞれの下にカップをいて2杯同時に淹れるようにします。抽出されたエスプレッソには程良いクレマ(泡)があり、おいしそうにでき上がっていました。
フォームミルクを作って、カプチーノに挑戦!
フロッサーからは勢いよくスチームが出る
エスプレッソにフォームミルク(泡立てた牛乳)を注ぐとカプチーノができます。マシンの横にあるフロッサーからは蒸気が勢いよく出てきますので、これによりミルクを温めたりフォームミルクを作ることができます。きめ細かな泡を作るためには、専用のステンレス製「ミルクジャグ」が必須とのことですが、今回は中の様子が見えるように、ガラスのコップで試してみました。
ミルクを泡立てているところ
スチームボタンを押して予熱した後、フロッサーの先をミルクに入れて、スチームを噴射。泡立ちの様子を見ながら、好みの泡ができるまで続けます。初めてなので、何となくコツがつかめなかったのですが、上方には徐々に泡が立ち、ミルクも程良く温まってきたところで、終了としました。
できあがったフォームミルクにエスプレッソを抽出してみると、ミルクとのグラデーションでおいしそう!
普通は、カップに淹れたエスプレッソにこのフォームミルクを注ぐのですが、今回はフォームミルクのコップに直接エスプレッソ1杯を抽出してみました。ミルクの中に落ちていくエスプレッソが最後はキレイなグラデーションになっていき、おいしそうにでき上がりました~。フォームミルクを上手く注ぐ自信がなくても、これなら誰でも簡単にできるので、おすすめです!
全自動マシンで淹れてもらったカプチーノは、ハートが“カブ”にも見えて可愛らしい♪
ちなみに、デロンギ試飲会でバリスタさんに入れてもらったカプチーノはこちら! 同じマシンで作ったんですが……さすがプロですね。
次は、お手入れについてご紹介します>>