メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

一足先に新型メルセデスEクラスクーペ/カブリオレ試乗(2ページ目)

日本導入に先立ち、ドイツ北部で行なわれた新型メルセデス・ベンツEクラスクーペ/カブリオレの試乗会に参加。フロントマスクをはじめ見た目も大きく変わっているが、中身も大幅に進化。より快適性や安全性に磨きがかけられていた。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

より洗練されたドライブフィール

メルセデス・ベンツEクラスクーペ/カブリオレ

閉じるとクーペのような静かさが生まれる「アコースティックソフトトップ」、風を頭上へ逃がして巻き込みを防ぐ「エアキャップ」、ヘッドレストから温風を吹き出して首元を暖める「エアスカーフ」など4シーターカブリオレを楽しむための装備が満載

スポーティでありながら、快適性が非常に高く確保されているのもEクラスクーペ/カブリオレならでは。乗り心地にまったく気になるところはなく、長距離の移動でも疲れしらず。そんな乗員に対するやさしさとともに、ドライバーにとっては、あくまで安定した中で、意のままに操ることのできる心地よいアジリティ=俊敏性を持ち合わせているところがよい。いつまでも走りつづけていたくなるドライブフィールには惚れ惚れさせられます。

それは固定されたルーフを持つクーペだけでなく、4シーターオープンのカブリオレも同様。ドライバビリティ面においてクーペに対するハンデをほとんど感じさせることはなく、爽快なオープンエアドライブを楽しめながら風の巻き込みが小さく、一方でソフトトップを閉じればクーペと遜色ないほど静かな室内空間が得られるなど、あらゆる面で快適性が極めて高く保たれています。

初夏のこの時期、ドイツではトップを開けて走っているオープンカーを頻繁に見かけますが、だからこそEクラスカブリオレは、メルセデスのオープンカーとして誇れるだけの快適性を実現することに大いに力を注いだのだと思われます。あるいは現在、数車種のオープンカーをラインアップしているメルセデスにおいては、4人の大人が快適に乗れる4シーターオープンである点に、Eクラスカブリオレの大きな存在価値があるといえるでしょう。

メルセデス・ベンツEクラスクーペ/カブリオレ

インテリアはツートーンをベースにした7種類のカラーから選択可能。とくにカブリオレは、オープン時に4色のソフトトップとのコントラストを楽しめる。スイッチ類にはシャドウシルバーと呼ばれる質感の高いメタル素材を随所に採用。上質感が増している

ドイツのアウトバーンには、速度無制限の区間のあるのはご存知のことと思いますが、そこで日本では許されないスピードで高速巡航を試してみたところ、クーペはもちろんカブリオレも200km/hを超える速度域でも巡航できてしまうだけのポテンシャルを持ち合わせています。

それには、優れた走行性能と安定性はいうまでもなく、風の巻き込みが抑えられていることも大きく寄与しています。Eクラスカブリオレには「エアキャップ」というユニークな装備が設定されていて、これまでは手動だったところ、新型では速度に応じて自動展開されるようになったのもポイントです。

また、「インテリジェントドライブ」と称するW222型Sクラスのために開発された最先端を行く支援システムが前倒しで採用されており、さらなる高次元の快適性と安全性がもたらされているのも特筆できる点です。

このように、より付加価値を高め、魅力的になったEクラスクーペ/カブリオレ。2013年内には日本にも導入されることと思われますが、楽しみにして待つことにしましょう。
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