メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

Cワゴンはオールマイティで言うことナシ

より機能的でワゴンらしくなった新型Cクラスステーションワゴン。これに慣れてしまうと「クルマ趣味を諦めてもいいかな」と思ってしまう程、本当によくできた乗用車でした。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

かっちり荷物を積めるちゃんとしたワゴン

M・ベンツCクラスステーションワゴン
1.8Lスーパーチェージャーに5ATを組み合わせたC200、2.5Lに7ATのC250を用意。スポーティなアバンギャルドと、高級感をもたせたエレガンス(写真)が組み合わせられる

新しいCクラスワゴンの特徴は、何はさておき、ちゃんとワゴンらしくなったことに尽きる。旧型の丸まったキュートなお尻が好き、という方もおられるだろうが、やっぱりステーションワゴンなのだから目一杯かっちり積めた方が嬉しいでしょ?を実現したのが今回の新型ワゴンのポイントだ。

M・ベンツCクラスステーションワゴン
シャープなラインとラゲージを重視した角度の立ったリアエンドが特徴的な外観

最大1500L(+146L)の積載容量を確保した(VDA法)というから、とてつもないワゴンヘビーユーザーでない限り、この容量で十分なはず。フックやレールなど荷物を積むことに関して、機能的なのも嬉しい。

オススメのグレードはセダン同様に、V6のC250である。ワゴンでもアバンギャルドとエレガンスのチョイスがあって、多くの人は押しの強いアバンギャルドを選ぶだろうが、個人的にはエレガンスの、決して出しゃばらない落ち着いた雰囲気が好みだ。

M・ベンツCクラスステーションワゴン
スポーティモデルの象徴であるスリーポインテッドスターを中央に配置したグリルをもつアバンギャルド


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