カロリー計算をしなくてはいけないんでしょ?
基本的には必要ありません。食品成分表などで、食材のカロリーを知る事は可能ですが、季節や産地によって変化があるものです。計算したカロリーと、実際のカロリーが同じとは限りません。そもそも、カロリーとは、熱を生み出す数値のこと。人間の食事でも、ダイエット目的でカロリーだけを極端に減らしたがる方がいますが、代謝が悪くなり、余計に太りやすくなってしまうのです。
もちろん、高カロリーすぎる食事はオススメできませんが、与える量は頭の大きさぐらいが目安です。体重、体型の変化に応じて量や内容を調整しましょう。
味付けはどうしたらいいの?
基本は味付け不要!香辛料には気をつけて。
犬は、人間より味蕾(舌にある味を感じるセンサー)が少ないからです。食材の味だけで、喜んで食べてくれます。
注意が必要なのが、辛味。香辛料などは、犬にとって刺激が強すぎるため避けた方が良いでしょう。
塩分に関しては、賛否両論が多くありますが、生きていく上で多少は必要です。ただ、人間のように汗をかいたりしないので、大量に必要なものではありません。水分がしっかり摂れていれば、不要な分は排泄されます。病気などで塩分が制限されていない限り、神経質になる必要はありません。
お味噌、酢などの調味料を手作り犬ごはん・犬おやつに使いたい場合はアルコール、保存料、化学調味料を使用していない質の良いものを選び、ほんの少量あげると良いでしょう。
レシピのレパートリーがない
何を目的に手作り犬ごはんをはじめるか?にもよりますが、レシピのレパートリーは基本的に必要ありません。「お誕生日」「うちの子記念日」「クリスマス」などは、豪華なケーキやオムライスなどを用意しても良いと思います。
ですが、普段の食事は身体を作ったり、体調を整えてくれる食材を盛っただけで大丈夫。何をどれぐらいあげたら良いかは、次のページで解説します。