自分にとっての「優良企業の定義」を考える

最近の就活本でも有名企業だけでなく、優良企業にも着目した本が出ている

最近の就活本でも有名企業だけでなく、優良企業にも着目した本が出ている

以前、就活でなかなか結果が出ない学生から、以下のような相談を受けた。

「就活では大手企業を中心に選考を受けてきましたが、残念ながら内定は得ることはできませんでした。今は中小企業にも視野を広げていますが、なかなか優良企業に出会うことができません。出来れば安定して長く働きたいので、中小企業の中から優良企業を見つけたいのですがどのようにすればよいのでしょうか?」

最近の学生はよく「安定志向」と言われるように、「安定した会社に就職して長く働きたい」と考える学生が多いようだ。しかし先ほどの学生のように「優良企業」を一生懸命探しても見つからない、どのように探せば良いか教えて欲しいという学生が毎年のようにいる。

まずはそもそもその学生にとって「優良企業」とはどんな企業なのか? という自分なりの定義をしっかりする必要がある。

私が考える「優良企業」とは、

「その企業が独自の競争優位性となる特徴を持っており、それが業績に反映されている会社」だと思っている。

1つ目の「その企業が独自の競争優位性となる特徴」とは、その企業が持つ技術、事業戦略、風土、人材などどの部分でも良いから他社と差別化が出来る何かを持っていること。そして2つ目の「業績に反映されている」というのは、やはりそれらの特徴が企業の売上という成果として表れていること。やはりどんなに特徴的な会社でも、売上が上がらなければ潰れてしまう。

そう定義をしてみることで、就活中の学生が企業を見るときに「その企業独自の特徴」と「売上への反映度」を見ることで優良企業かどうかを判断することが出来る。

特に特徴もなく売上だけが上がっている会社も世の中にはたくさんあるが、それはたまたまブームとなっている商品を扱っていたり、業界が盛り上がっていたり、世の中の景気に影響されて売上が上がっているケースもある。当然商品のブームが去り、景気が後退して顧客から選ばれるようになると独自の強みがないことで、途端に売上が下がることもある。

では、企業の持つ「独自の特徴」とはどのようなものなのか?