117万人→67万人→126万人と変遷しているものとは?
まいど、相場の福の神こと藤本です。昭和22年の約117万人から昭和41年の約67万人まで右肩下がりに減少し、昭和41年を底にして、その後平成23年の約126万人まで増加し、今後も着実に増加するという見込めのものがあります。
みなさん、何だと思いますか?
実は、右のグラフにありますが、日本の死亡者の数なんです。少子高齢化といわれていますが、高齢化すれば死亡者も増加するのは、必然なのかもしれません。
「健康長寿社会の実現」は国策のひとつ
現在のアベノミクス相場で儲けるためには、国策=アベノミクスに乗った銘柄を選択することが必要です。安倍首相が成長戦略についてのスピーチで語った「健康長寿社会の実現」というキーワードがあります。今後、この「健康長寿社会の実現」が国策のひとつになりそうです。今回は福の神流に少しひねった銘柄として、アスカネット(2438・東証マザーズ)を紹介します。
【2438】 アスカネット (東証マザーズ)
アスカネットHP
シニア向けのサービスにフォローの風が吹いています。定年退職してリタイアした人の趣味として、写真撮影は人気が高いようです。また、携帯・スマホなどで気軽に写真を撮る機会が増加。お気に入りの写真を残すのに、単なるプリントではなく、個人向けの写真集を製作する人も増えているようです。
さらに、高齢化社会ということは、当然「多死」ということです。冒頭でご紹介したように、今後日本では、死亡者=遺影写真のユーザーは、右肩上がりに増加するでしょう。
国策での「健康長寿社会の実現」によって、亡くなる間際まで健康な高齢者が増えれば、遺影を自分で決める人が増加するはずです。そうなれば、アスカネットの提供する「遺影バンク」などのサービスを活用する人も増えそうです。
■株式データ
株価 848円(5月22日終値)
単元株数 100株
予想PER(単独) 10.1倍
PBR(単独) 1.20倍
予想配当利回り 3.06%
時価総額 約37億円
■株価の推移
昨年の12月13日の安値630円からは、右肩上がりの堅調相場となっています。 また、2005年4月の新規上場直後には、4350円(株式分割調整済み)の高値があります。
■注目ポイント
割高な銘柄が多い東証マザーズの中では、数少ない株価指標面で割安感のある銘柄です。アベノミクスの国策に沿った銘柄で、今後の成長も期待できることから、じっくりと中・長期投資がオススメの銘柄です。株価チャート面から考えると、5月14日の高値900円を抜ければ、1000円の大台乗せまでは早そうです。
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