クラシカルな雰囲気と最先端が同居したインテリア
ジャガードライブセレクターなど先端技術が用意されたインテリアですが、たっぷりと使われた天然のウッドが乗員を迎えてくれるのは、やはりジャガーならではのラグジュアリー感です。一見アルミニウムの多さに目を奪われがちですが、実は1960年代のジャガーMrIIサルーン以降のどのジャガーよりも天然ウッドの量は多いのだとか。またスイッチの操作感も高級オーディオを模しているそうです
ウッドパネルに上手く調和するようにアルミニウムが多用され、従来のクラシカルとは一線を画すイメージになっています。またスタートボタンをはじめとした各種スイッチやダイヤルには、当時携帯電話のキーパッドなどに使われていたリン光体による青色のムード照明があしらわれています。
オーディオのスイッチなどには、光に照らされるまでソフトでくすんだ感じに見えるような処理が施されなど、インテリアは新生ジャガーの感性でもって微細な部分まで仕上げられています。こういった点もライバルにはないポイントでしょう。
もちろん8スピーカーの高級オーディオや本革シート、クルーズコントロール、シートヒーター等々高級車には当たり前の装備は、もちろん備わっています。
フロントシートは電動パワーシート。またシートには、ファンを使ってシート全体を暖めるタイプ、シート全体を冷やすタイプ、シートクッションのみ暖めたり冷やしたりするタイプが用意されました。
デビュー時に搭載されたエンジンは3LのV6と4.2LのV8、さらに4.2LのV8にスーパーチャージャーを備えたモデル(SV8)も用意されました。組み合わされるミッションは6AT。
2009年4月には4.2LのV8とそこにスーパーチャーを備えたエンジンは、5LのV8と同スーパーチャージャー装備となり、5LのV8スーパーチャージャーモデル(XFR)は最高出力510psを発揮します。
乗ればどこまでもフラットさを保ち続けるというジャガー伝統の乗り心地は健在。パドルシフトで積極的にギアをチェンジして走ることもできます。またボタン1つでギアチェンジがスポーツモードに。
横滑り防止装置のDSCは、スリップを検知すると瞬時に反応する通常タイプと、すぐにはシステムが介入しないでスポーティな走りを安心して楽しめるタイプというように2段階用意されています。こういったあたりは、ジャガーらしいスポーティなモデルになっていると言えます。
クラシカルな良さと最先端の恩恵を併せもつ新生ジャガーの第一弾、XF。それが新車時の半額以下から狙えるようになった今、狙い目ではないでしょうか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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