ライフサイクルで異なる必要となるあかり

ライフサイクルの変遷によってエネルギー消費は増減し、その構造も変化する。LED照明のメリットはその増減を調整したり、年齢によって必要となる明るさや光色を容易に変えて多様に適応できるところ(環境エネルギー総合研究所調べ)

ライフサイクルの変遷によってエネルギー消費は増減し、その構造も変化する。LED照明のメリットはその増減を調整したり、年齢によって必要となる明るさや光色を容易に変えて多様に適応できるところ(環境エネルギー総合研究所調べ)

住宅照明として注目されてきたLED照明ですが、消費電力の少なさや長寿命であるという特長以外にも、家族のライフサイクルに柔軟に対応できるという大きな利点があることをご存知でしょうか。

例えば、結婚して夫婦二人だけの家庭に子供ができて、家族が3人あるいは4人と増えた場合、電力消費量は当然増えていき、子供の成長によっても変化が生じるでしょう。実際、夫婦と受験生という家庭の場合、エネルギー消費が多くなる傾向が見られるようです。また、若者と高齢者では必要な明るさが異なり、照明の好みが異なることもわかってきています。

このように、ライフサイクルという家族の時間軸の変化によって必要な照明は変わってくるのです。さらに、同時期であっても生活シーンや家族のライフスタイルの違いによって、求められる照明が違います。こういった長期間にわたる変化から、生活シーンによる違いまでを幅広く、きめ細かく対応できる照明がさまざまな機能を持つLED照明なのです。

では、LED照明がどのようにライフサイクルやライフスタイルの変化に対応できるのか見ていきましょう。

LED照明なら、人やシーンに合わせて幅広く対応できる

一言で「心地よい照明」といっても、生活シーンによって異なります。例えば、朝の食卓と夜の食卓では、心地よいと感じる明るさや光の色は異なるのです。「心地よい照明」のポイントは、ずばり明るさと光の色なのです。特にLED照明は、明るさや色を多彩に変えられるタイプの製品が数多くあるので、非常に便利な存在といえるでしょう。
(左)昼光色undefined(中央)昼光色+電球色undefined(一番右)電球色。LED照明は明るさや色を多彩に変えることができる

(左)昼光色 (中央)昼光色+電球色 (一番右)電球色。LED照明は明るさや色を多彩に変えることができる

リビング・ダイニングでは、朝食のとき、子供が勉強するとき、裁縫や編み物などの作業をするときはさわやかですっきりとした昼白色や昼光色など、白っぽい色の光にして明るめに。夫婦二人でディナーや落ち着いてくつろぎたいときは、明るさを抑え電球色といわれる赤みを帯びた色がよいでしょう。

フロアライト

フロアライトのような低い位置のあかりはくつろぎ感を生み出す

LED照明の中には、調光や調色機能を持つタイプが多くあります。こういった機能のあるシーリングライトやフロアライトを取り入れ、明るさと光色をうまく調整すれば、夜中のオムツ替えや授乳などの際も「目が覚めるような明るさではないけれど作業するには十分な明るさ」にすることも可能です。小さなお子さんのいるご家庭では便利でしょう。

テレビで映画鑑賞する場合などは、間接光でテレビ背面の壁を照らし、人がいるスペースは照明を落せば、映画館のような臨場感とともに目にやさしい空間を作り出すことができます。機種によってはリモコンに複数のシーンボタンが設置されているので、あらかじめ登録しておくとサッと設定できて便利ですよ。

次ページでは、子供や高齢者にやさしいLED照明について説明しましょう。