マネープラン/私にできるお金のため方・ふやし方

なぜかうまくいかないお金のこと(2ページ目)

お金は誰もが日常的に接しているものであるにもかかわらず、難しい・面倒くさいと感じたり、人に言ってはいけないものと思っていたりします。知識はもちろん大切なのですが、必ずしも勉強しなくてはならないわけでもありません。上手にお金と付き合うには、自分の得意な方法、心地よい方法でを選ぶことです。それが自然とお金を貯める・ふやすことにつながっていくでしょう。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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自分の個性が活かせることにフォーカスすればうまくいく

自分の個性が活かせること、苦もなく自然にできることにフォーカスすれば気分は楽です。続きます。そして上手くいきます。スポーツの中継シーンで「この選手の持ち味は・・・」「持ち味を活かして・・・」というフレーズをよく耳にしませんか?そうです、成功している人は自分の持ち味(個性)や強みをよく知っていてそれを武器にしています。もちろん弱い部分も知っているのですがそれをなおそうとするのではなく個性や強みを磨くことに専念しています。

日本の教育の大半は短所や弱点を克服することに主眼が置かれているといってもよいでしょう。テストのようにできないところを克服しようとするのではなく、良いところを伸ばして活かしていくといった意識に切り替えましょう。きっと何かが変わります。自分のお金のことは自分の好きなようにコントロールできるはず。ですから自分の持ち味(個性)にフォーカスしてそれをどんどん活かした方がうまくいきます。

「持ち味なんかないよ」と思っている人は大間違い。持ち味はかならず誰でも備わっているものです。気付かないだけです。知らず知らずのうちに自然に発揮されているので気付きにくいのです。自分ではなんでもないことでも他の人からみたらすごいことをしていることは必ずあります。お金のことは知識が必要になることもありますが、それよりも大事なことは自分を知ること。つまり自分の持ち味(個性)を知ることが大切です。どんな小さなことでもよいので成功したことやうまくいったことを思い出してみてください。そこには自分で気付いていないあなたのすばらしい持ち味が必ずあるのです。

“持ち味”は個性。よい方向に発揮される「行動」です

では「持ち味」とは具体的に何でしょうか。例えば「継続力」という持ち味があります。継続力は「決めたことをコツコツ続けている」という意味。この持ち味をもっている人が自然にとっている行動例は、

・一度決めたことは3年以上続けている
・趣味や運動など、自分が決めたことを定期的に続けている

といったもので、好き嫌い関係なく決めたことは淡々と続けられることを意味しています。

このように、持ち味は性格ではなくその人の特長、つまり個性であって行動としてよい方向に発揮されるものです。ですから持ち味を活かしてお金のことができればよい結果に結びつきやすいわけです。
mochiaji

自然と行動に現れているのが持ち味です


お金のことを上手にやっていくためには、自分の持ち味だけではできない場合も。そんな場合にはどうしたらよいでしょうか?次のページ
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