23区都心6区では、森ビルの虎ノ門・六本木地区、住友不動産や三井不動産レジデンシャルの麻布十番、また春日・後楽園駅前地区など、都心各地での大規模な再開発計画の本格始動が相次いでいます。

虎ノ門・六本木地区に新たな“ヒルズ”

2001年に「虎ノ門・六本木地区市街地再開発準備組合」が設立されて以来検討が進められてきた再開発計画。7月11日に「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」として東京都が組合設立を認可。実現に向けて本格的に動き出すことになりました。

これは港区を中心とする各地でヒルズの開発を手がけてきた森ビルが中心に進めているもので、港区虎ノ門5丁目および六本木1丁目にまたがる約2.0万m2の再開発計画です。「緑の生活都心」をコンセプトに、国際性・文化性豊かな良好で魅力ある街づくりを目指しています。具体的には約2.0万m2の敷地のうち、約7,160m2に46階建ての複合棟、6階建ての住宅棟を建設します。敷地の大半は植栽などの緑になるわけで、「緑の生活都心」という開発コンセプトも十分にうなずけるところです。なお、複合棟に関しては、低層階には各種店舗が入り、3階から24階が住宅、25階から46階が事務所になる計画。これまでの森ビルの実績からみて、住宅については賃貸マンションになる可能性が高いのではないでしょうか。

今後は2009年中に権利変換計画の認可を済ませて着工。2012年の竣工を目指しています。都心にまたひとつヒルズが加わることになりそうです。

関連リンク
東京都公式ホームページ


麻布十番、春日・後楽園でも再開発の波

向かって左側、建物の姿が見える方が「シティタワー麻布十番」。その右側で工事が進められているのが「パークコート麻布十番 ザ タワー」だ
向かって左側、建物の姿が見える方が「シティタワー麻布十番」。その右側で工事が進められているのが「パークコート麻布十番 ザ タワー」だ
港区の麻布十番エリアでは、ふたつの再開発プロジェクトが姿を見せ始めました。

ひとつは住友不動産の「シティタワー麻布十番」。東京メトロ南北線・都営大江戸線麻布十番駅徒歩4分の立地で、38階建て、総戸数500戸の大規模マンションです。7月によりモデルルームがオープンしています。

同じく麻布十番駅徒歩3分、「シティタワー麻布十番」の隣接地に計画されているのが「パークコート麻布十番 ザ タワー」です。三井不動産レジデンシャルを中心とするプロジェクトで、こちらは36階建て、総戸数440戸。やはりすでに工事が始まっていて、完成は2010年の予定です。

また、文京区の春日・後楽園駅前地区市街地再開発についても、準備組合が都市計画決定に向けての詳細を決定、10月開催予定の東京都の都市計画審議会に諮ることになりました。順調に運べば、11月に東京都の都市計画決定、2009年に本組合設立、2010年に権利変換計画認可、着工の予定。竣工は2013年になります。計画によると、敷地面積は約1.6万m2で、業務・住宅・教育施設などの3棟のビルを建設、最も高いビルは40階建てで、総延べ床面積は約14.1万m2になります。仮称は「グリーンバレー」で、環境負荷の低い建物を建設、積極的に緑化を進めて、環境にやさしい街づくりを目指しています。

関連リンク
「シティタワー麻布十番」物件ホームページ