まずおうちに帰ったら一番にすること。「明かりをつける」。そこから自分らしい空間を演出していくことを、今回は提案したいと思います。
ポイントは「光と影」
明るくすることだけが、照明の役割ではありません。そもそも、毎日忙しくて「常に綺麗な状態を保つ」ことって非常に難しいですよね。子育て中の方や、働き盛りであれば、なおさらではないでしょうか?
そんな時は素敵なコーナーや、素敵なあなたを「光で照らし」、片付いていない・見たくないところは「影で見えないように」してしまいましょう。そうすると、子供やパートナーを怒る回数も減り、自身は影の力を借りて「美しく見える」わけです。片付けにまとまった時間をとれる日には、均一に照らしてくれる太陽の光で、いつも「闇に隠していた」部分を片付ければいいのです。フロアーライトやペンダントライトの組み合わせ例
続いて、具体的な「光と影」の作りかたの本の紹介と、一例として我が家の照明を一部ご紹介します。
シーン別「あかりのレシピ」を紹介している
「Delicious Lighting」
この本は効果絶大な照明の使い方と、その作り方を具体的に紹介する内容となっています。手持ちの照明器具で、すぐに真似できるレシピもあるので、大変参考にしている一冊になります。フライングソファーレシピ
デリシャスライティング公式サイトでも購入できるので、湧き出たアイデアを具現化するのにも応用もできます。
日常のアートのような照明器具でアクセント
照明器具で、光を影を演出したら「個性的な照明器具」を日常のアートのように添えるのも素敵ですよね。
aureola/let'slight/ph5
一番奥のものから、
・PH5
・フェルトのレッツライト
・aureora
です。
・PH5/designed by ポール・ヘニングセン
我が家のものは、次のページでご紹介する、「case study shop」で購入したビンテージの「PH5」です。「PH50」は、1958年に発売された名作ランプ「PH5」の50周年を祝って発表された記念モデルです。ネットでも購入できます。
*「PH50」と「PH5」の違い
・フェルトのレッツライト/designed by 土橋陽子 made by marina
feltのlet's lightを作ろう!@fabcafe
こちらの照明は、ワークショップで作っているもので、渋谷のファブカフェやイデー自由が丘店で定期的に開催しております。
・aureora/designed by 本澤和雄
我が家のものはビンテージ品で、目黒通りのお店(現存せず)で買いました。60年代日本の照明デザインを代表する作品が新しい時代の形になって、再び売り出されています。何枚もの金属製スリットからもれる美しい光は軽やかに浮かび上がります。次のページでご紹介する、YAMAGIWAで購入できます。
・milk time light(ミルクタイムライト)/designed by 土橋陽子
夜の授乳に赤ちゃんを起こさない月明かりのようなあかりで、親子を美しく照らすライト。
次のページでは、ジャンル別のお薦めのショップやアイテムをご紹介します。