クレジットカードを使うと消費が2割増える
クレジットカードで支払うとポイントが貯めることは知っていても、「いくら使っているのかが分からなくて怖い」とあまり良い印象を持っていない方も多いと思います。確かに、クレジットカードを利用すると、消費が2割増えるというデータ(※1)もあるように、使い方を間違うと、貯めているポイント以上に出費が多くなる場合があるので注意は必要です。クレジットカードを使うのが怖いという方にもおすすめなのは、毎月同じ金額の支払いが発生するもの(公共料金など)だけをクレジットカード払いにすることです。例えば、電気料金、ガス料金、水道料金、電話料金(固定・携帯)、プロバイダ料金、有料放送等がありますね。これらは毎月発生しますし、ある程度金額の予想がつきます。これらをクレジットカード払いに変更するだけでもポイントは貯められるのです。
水道光熱費の支払いだけで年2400円分のポイントが貯まる!
電気、ガス、水道等の水道光熱費を取り上げてみましょう。水道光熱費の一世帯月平均額は約2万円だそうです(※2)。単純に月2万円を毎月支払うと、年間で24万円。還元率が1%のクレジットカードで支払った場合は、2400円分のポイントが貯まります。ただ、電気料金と水道料金は、口座振替割引がある場合もありますので、その点は考慮に入れる必要があります。東京電力の場合は、毎月53円(税込)の割引となり(※3)、東京水道局の水道料金・下水道料金では、毎月50円(税抜)の割引となります(※4)。どちらの場合も、年間約600円の割引になります。
支払っている電気料金、水道料金の額、また利用するクレジットカードの還元率によっては、クレジットカード払いがおトクにならないこともありますので注意してください。
今や、クレジットカードで支払える分野がだいぶ増えました。水道光熱費、携帯料金以外にも、放送料金(NHKなど)、新聞購読料、インターネット・プロバイダ等の支払いもできますね。病院でもクレジットカード払いを導入しているところもあります。
先に述べた水道光熱費に、毎月決まって支払う料金を足し、クレジットカード払いにすると、月どのくらいの金額になりますか?年間どのくらいポイントが貯まることになりますか?一度シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。きっと思った以上にポイントが貯まることに気づかれると思います。
水道光熱費をカード払いに変更するには?
公共料金等の支払いを銀行引き落としから変更するには、それぞれのサービスを提供している会社に電話で変更用紙を送ってもらうか、クレジットカード会社のWebサイトで変更依頼が可能です。ショッピングなどにクレジットカードを使うのは気が引ける方も、毎月支払わなくてはならない固定した金額をクレジットカード払いにしてみるのを検討してみてください。知らぬ間にポイントが貯まっているかもしれません。「クレジットカードでポイントを貯める」第一歩を踏み出してみませんか?
※1 出典:株式会社JCB「クレジットカードに関する総合調査2012年度版調査結果レポート」
※2 出典:家計簿・家計管理/これがキホン!家計管理の大事な話
※3 出典:東京電力:口座振替サービス
※4 出典:東京水道局:口座振替によるお支払い