グアムとサイパン、どこが違う?
マリンスポーツが各種楽しめ、白砂ビーチの美しさにも定評がある、サイパン沖のマニャガハ島
グアムとサイパンの共通点
まずは共通項からおさらいしてみましょう。■日本から近い、時差も+1時間
グアムとサイパン、どちらも日本から直行便で約3時間30分。時差も+1時間と、カラダに負担がなく、気軽に旅立てるのが魅力。
■マリンスポーツやゴルフなど各種アクティビティ
ダイビングはもちろん、各種マリンスポーツが楽しめます。ウォーターパークも、どちらの島にもあります。マリンスポーツ基地のように1日遊べる沖の小島も、サイパンならばマニャガハ島、グアムならばココス島などがあります。チャンピオンシップゴルフコースがあるのも共通項。
グアムの顔ともいえる、メインエリアのタモン湾。主要ホテルや各種エンターテイメントが揃っています
また、グアムとサイパン、どちらにも『サンド・キャッスル』があり、ディナーショーも楽しめます。
■モールやストリートマーケットなどのショッピング
活気溢れるストリートマーケットも、グアムなら毎週水曜日にチャモロビレッジ・ナイトマーケットや毎週土日のデデドの朝市。サイパンでは毎週木曜日にガラパン・ドックでガラパン・マーケットを開催。どちらにもDFSギャラリアがあり、ショッピングモールもあります。
グアムとサイパンの違いは?
サイパンのメインビーチはマイクロビーチ。けれど、島のあちこちに穴場ビーチが
また、どちらの島にもDFSギャラリアはありますが、グアムの方がほかにもショッピングモールの軒数は多くあります。たとえば、グアム・プレミア・アウトレット、マイクロネシアモール、タモン・サンズ・プラザ、JPスーパーストア、ザ・プラザなど、ブランド品からセレクトショップまでお買い物が充実しています。
サイパンにもジョーテン・ショッピングセンタースーパーマーケットやプライス。コスコなどのスーパーがあり、手頃なお土産探しに便利です。
そして、これは感覚値かもしれませんが、島の雰囲気が違います。サイパンは南の島らしい時間がゆったりと流れていて、チャモロの人々との触れ合う機会がより多い気がします。ドライブでビーチめぐりに出かけると、穴場なビーチならばほぼ貸し切り状況でのんびり過ごせることも。季節によっては、真っ赤なフレームツリー(南洋桜)が咲き乱れ、南国気分もたっぷり。こぢんまりとした居心地の良さがあります。
一方、グアムはもっとアメリカンというか、シティビーチという印象でしょうか。タモン湾を高層ホテルが縁取り、ショッピングセンターやレストラン、水族館などが大通りに連なっています。タモン湾から離れてみると、米軍関係者の多いダイナーやローカルで賑わうレストランなども。
ガイドブックで紹介されている内容は一見似ていても、空気感や規模が違い、それぞれ魅力が異なるグアムとサイパン。どちらも近場ですし、両方を旅してみて、違いを体感してみるのも一案です。