Milano Salone2013 最新レポートVol.2
サローネ2013に見る最新キッチン動向
■まず最初にご紹介するのは、ここ数年サローネやケルン国際家具見本市での活躍が目立つRIVA1920だ。今年の出展会場では入り口に巨大な木馬を飾り、一方の壁には、千年以上もベネチアの街を支えてきた海中の木杭を再利用した見事な美しい木目を見せる板材を並べ、環境やリサイクルの問題を根源的にとらえ家具のあるべき姿を主張する姿に好感が持たれる。
このメーカーはミラノから30kmほど離れたCantu(CO)という街に本社工場やlarch-woodで外観が覆われた木材博物館がある。この博物館は必見の価値があるようだ。
今回出展したキッチンは、無垢材の良さを徹底的に追及した重厚なキッチンで、キッチン機器にはElectroluxのProfessionalシリーズの本格的な大型機器がビルトインされている。
RIVA1920ベネチアの街を支えてきた木杭。右下の建物が木材博物館。 ©RIVA1920
RIVA1920会場入り口の巨大木馬
RIVA1920会場壁面にはヴェネチアの丸太杭の美しい板
天然木のスツールと書棚
RIVA1920書斎家具
RIVA1920最新キッチンモデルとダイニングテーブル
RIVA1920最新キッチンモデル
RIVA1920最新キッチンモデル
RIVA1920最新キッチンモデル シンク、ワークトップともにビアンコカラーラの天然石