子どもの自尊心をアップするほめ方、2つのポイント
結果は大事、でもプロセスはもっと大事。プロセスほめで子どもを伸ばそう!
親として気をつけていきたいのは、子どもは小さければ小さいほど、何をやるかは親が決断をしているケースが多い、ということを常に意識することです。
今の時代、幼少期から「お勉強」はもはや普通のことになってきました。そんな世情を踏まえて、子どもの自尊心を上手に育むためのほめ方を2つ挙げるとすれば、
■結果よりもプロセスをほめる
競争にさらされると、どうしても結果に目が行きがちになります。親として、「結果が全て」という姿勢を取らないようにするのはとても大事。結果よりも、そのプロセスに目を向けたほめ方をすると、その子の次のやる気アップにつながりやすくなります。「一生懸命になっている姿」「根気よくコツコツ続ける姿」など、やっている途中の頑張りをほめていきましょう。
■外的な魅力よりも内的な魅力をほめる
ほめるポイントを外的な要因に依存しすぎないように気をつけましょう。外的というのは、顔立ち、スタイルだけでなく、資格、学歴なども含みます。「自尊心の落とし穴にご注意!」でご紹介した「○○だから、おりこうさん」の条件ぼめは、自分を愛せない子を作ってしまいます。ほめてあげるべきは、その子の内的な部分。例えば、「集中力」「粘り」「持続力」「折れない心」などが挙げられます。これらは努力の過程や逆境に立たされたときに光る部分。その子の強みですので、思いきりほめてあげましょう。