熱帯雨林の自然を満喫! シンガポールズーへ
目の前でオランウータンたちを見学しながら朝食を楽しむことができるアーメン・テラス
ジャングルの中で動物に出会うようなスタイルで見学ができます
2013年で40周年を迎える
シンガポールズー。約26ヘクタールもの広大な敷地に、315種1000頭もの動物が暮らすこちらの園の特徴は、檻がないこと。動物たちが、自然の姿のまま暮らす様子を見ることができます。
アジアの中でも洗練された都会のイメージが強いシンガポールですが、ここが熱帯雨林のジャングルだったことを思い出させてくれる貴重なスポットでもあり、大人から子供まで幅広く楽しめますよ。広大な敷地ですが、急ぎ足で回れば半日でも充分満足できるはず。今回は、おすすめのプログラムや動物たちをピックアップしてご紹介します。
おすすめプログラム
アーメン・テラスではローカルフードはもちろんさまざまな料理をいただけます
シンガポールズーを訪れるなら、オープン直後に入園してまずは9時から10時30分まで開催されるジャングルブレックファースト(大人29シンガポールドル、子供19シンガポールドル)へ。
自然に囲まれたアーメン・テラスではローカルフードやフルーツなどが揃うビュッフェ形式の朝食ををいただきながら、フルーツの朝食を食べるオランウータンの姿を間近で見ることができますよ。
オランウータンとの記念撮影ができる
オランウータンとの記念撮影は無料
のもうれしい! もちろん、記念撮影は無料なので、ぜひトライしてみてくださいね。その他、小さな動物たちやヘビも登場。ヘビにも触れることができますので、こちらもぜひ。
ゾウに直接餌をあげることができる貴重なプログラムはお見逃しなく
朝食後はゾウの水浴びの見学へ。こちらも至近距離でゾウとご対面できて大感動。5シンガポールドルの餌入りバスケットを購入すれば、目の前に飛び出してくるゾウの鼻に餌を渡すという貴重な体験もできます。
その他にアシカのショーが見られるスプラッシュサファリやゾウの知能の高さを知ることができるエレファント・アット・ワーク&プレイなど魅力的なプログラムがいっぱいなので、最初に入り口で時間をチェックしておくことをお忘れなく。
見逃せない動物エリア
子供たちに人気の動物もたくさん見ることができます
アーメンテラスを出たらまずはアフリカの動物エリアへ。ここでは、日本の動物園でも人気のキリンやシマウマの他、アフリカライオンやシロサイなどを見ることができます。一部の動物には餌をあげることもできるのでトライしてみては? 熱帯雨林のジャングルの木々が生い茂る敷地内を歩いていると、ふと頭上の木の上にお猿さんがいたり、鳥のさえずりが聞こえたりと探検気分も味わえて、子供はもちろん、大人同士でも十分に楽しめる空間です。
すぐ横でくつろぐナマケモノ。手を伸ばせばふれられる距離!
次に訪れたいのは、パプアニューギニアの森林を再現したフラジャイル・フォレストへ。蝶々が飛び交う施設内にはナマケモノやオオコウモリが放し飼いされていて、すぐ横で見られるのも貴重な体験。レプタイルガーデンでは、生きる恐竜とも言われるコモドドラゴンや大きなゾウガメも見ることができます。こちらを後にしたら、テングザルやオランウータン、マントヒヒなどの猿さんたちを見学。木に登ったり遊んだりする自然のままの姿を眺めることができておもしろい。園内には他にも、アジアゾウが主役のエレファント・オブ・アジアやカンガルーも見られるオーストラリアン・アウトバックスなどのエリアもあるのでゆっくりと見学してくださいね。最後にはこちらも貴重なホワイトタイガーとマレーバクを見学するのも忘れずに。
トラムなども利用できますので入り口で確認を
ジャングル気分が味わえるので徒歩での見学がオススメですが、園内にはトラムも運行しています。またゾウに乗ることができるゾウライド(13時15分~14時15分・16時30分~17時30分、8シンガポールドル)など、動物に乗ることのできるプログラムもありますのでこちらもしっかりチェックしておきましょう。
シンガポールズーは、
ナイトサファリとリバーサファリと隣接していて、1日かけて3つのスポットを巡る観光客も多いのだとか。共通チケットも販売されていますので、ジャングル森林浴を兼ねた1日を過ごして見るのもいいかもしれませんね。シンガポールのひと味違う魅力を存分に感じさせてくれるスポットだと思いますよ。
<DATA>
■Singapore Zoo
住所:80Mandai Lake Road
TEL:6269-3411
時間:8:30~18:00
休み:なし
料金:大人22シンガポールドル、子供14シンガポールドル
アクセス:市街地よりタクシーで約30分