住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

子どもの育つ力を伸ばす間取り(2ページ目)

子どもが育つ上で親と向き合う時間が最も長い住まい特別大切な場所です。したがってどんな家に住むかは生きていく上でさまざま影響を与えてくれるでしょう。たとえば自然と触れ合える空間は感性を育て、走ったり動き回ったり、全身を使って遊べる空間は体の発達を促してくれます。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


育つ力を伸ばすという工夫 ~後半~

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5.対面式キッチン
家事をする姿をみせる工夫。片づけや掃除など手伝いのできる子どもに育ってほしいのなら家事をする姿を見せることで自然に参加しやすい環境をつくります。




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6.玄関の近くに洗面台
外から帰ってきたら手洗いなどの習慣を身に着けさせる工夫。自分の身の周りのことが自分でできるかどうかは集団生活をするうえでとても大切です。生活習慣が身に付きやすい動線を考えることがポイントです。





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7.子ども用収納
自分のものは自分で片づける、自立させる工夫。家族の生まれた季節のイメージで収納の扉を分けています。決まった収納場所にもどす習慣を身に着けさせます。






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8.自然と触れ合うスペース
自然と触れ合うことで好奇心を育てる工夫。ウッドデッキとつなげた家庭菜園やガーデニングは環境への関心や食育などにもつながります。




危険防止にも配慮

家の中で多くすごす乳幼児にとって、住まいは最も安心、安全な場所でなければなりません。一般に危険な場所として階段、浴槽、キッチン回り、建具による指はさみなどがあげられます。子ども目線でチェックをしておくことも忘れないようにしておきましょう。
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