アベノミクスによる幼児教育の無償化
まいど、相場の福の神こと藤本です。株式市場は、半歩先読みすることが重要です。アベノミクス相場では、政府・与党がある重要な施策を決定する可能性があります。それは、「幼児教育の無償化」です。NHKの解説委員室に、詳しい説明があります。
くらし☆解説 「どうなる?幼児教育の無償化」
民主党の「こども手当・高校無償化」に対抗して、自民・公明の政権与党の政策として、夏の参議院選挙までには、何らかの方向性を打ち出す可能性が高いと思います。
もし、「幼児教育の無償化」の方向性が打ち出された場合、その関連銘柄は上昇する可能性が高そうです。今回は、幼児教育無償化関連の3銘柄をご紹介しましょう。
【2749】 JPホールディングス (東証1部)
保育園や学童クラブの運営最大手です。幼児教育無償化になれば、同社が最もメリットを享受しそうです。株価 2250円(4月11日終値)
予想PER(連結) 44.9倍
PBR(連結 ) 9.08倍
予想配当利回り 0.71%
時価総額 約375億円
●株価チェック
きれいな右肩上がりの上昇相場が続いており、押し目待ちの押しなしの状態。但し、株価指標的には既に割高な水準まで買われています。6月に幼児教育無償化が決定して、ガツンと上がれば、目先の高値となる可能性が高そうですね。
【2152】 幼児活動研究会 (JASDAQ)
幼稚園・保育園での体育指導や幼稚園・保育園の経営コンサルティングも行っている会社です。株価 3335円(4月11日終値)
予想PER(連結) 12.9倍
PBR(連結 ) 1.38倍
予想配当利回り 0.77%
時価総額 約45億円
●株価チェック
2月5日に3940円の高値を付けてからは、乱高下しています。株価指標的には、特に割高感もないため、「幼児教育の無償化」が決まって、四千円の大台を抜ければ、一段高も期待出来そうです。
【9792】 ニチイ学館 (東証1部)
医療事務受託の最大手で、介護事業も手掛けています。「病院内保育所」や「企 業内保育所」も手掛け、保育サービス関連の一面も。株価 856円(4月11日終値)
予想PER(連結) 21.2倍
PBR(連結 ) 1.06倍
予想配当利回り 2.13%
時価総額 約616億円
●株価チェック
昨年11月14日以降3月15日高値937円を付けるまでは、きれいな右肩上がり。その後は、反落、4月2日に763円の安値を付け、その後は戻り歩調となっています。900円近辺での出来高が大きく、抵抗帯となりそうなため、この水準を抜けてからの買いが良さそうです。
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