パッチワーク・キルト/パッチワーク・キルトの楽しみ方

キルトのイベントを満喫する方法

キルトの大型イベントは、パッチワーク・キルトを好きな人たちが集まるお祭りです。5~6月に行われるイベント、キルトウィークを例に、イベントを目いっぱい楽しむ方法をご紹介します。

執筆者:桜井 真佐子

キルトのイベントとは?

パッチワーク・キルトに興味があったら、ぜひ一度大きなキルトのイベントに出かけてみることをおすすめします。

さまざまなキルトが一つの会場で見られるのが、大きなイベントの魅力。キルト展の合体版、いわばキルトのお祭りです。

年に一度、東京ドームで開催されている「東京国際キルトフェスティバル」や、「インターナショナル・キルトウィーク横浜」は、国内最大級のキルトのイベントです。

インターナショナル・キルトウィーク

インターナショナル・キルトウィーク横浜2012の会場


またアメリカで行われる大きなキルトのイベントに、日本から出かけていく人たちもいるほどです。

ここでは5~6月に行われるキルトウィークというイベントをご案内しながら、キルトのイベントのお楽しみ要素についてご紹介します。


■北海道キルトウィーク 2013
開催期間:05月16日(木)~18日(土)
会場:北海きたえーる  http://www.htb.co.jp/quilt/

■大阪キルトウィーク 2013 
開催期間:05月23日(木)~25日(土) 
会場:ATCホール  http://www.tv-osaka.co.jp/quilt/

■新潟キルトウィーク 2013
開催期間:06月21日(金)~23日(日) 
会場:朱鷺メッセ  http://uxtv.jp/event/quilt2013/



イベントの楽しみ方!

キルトのイベントには、キルトを見るほかに、参加する、ショッピングをするといった楽しみ方もあります。

イベントを満喫するために、まず気をつけたいのは装いです。会場はかなり広いので、歩き回ることと、暑かったり寒かったりということを考えて準備しましょう。

■おすすめの装い
おしゃれな手作りウエアの来場者

おしゃれな手作りウエアの来場者

・歩きやすい靴 
・脱ぎ着しやすい服
・たくさんショッピングをしたときのためのエコバッグ

せっかく出かけるなら、思いっきり楽しみたいもの。
体調を整えておくことも大切です。

 
■見る
北海道・大阪・新潟のキルトウィークでは、昨秋、横浜で発表された作品コンテストの優秀作品をはじめ、国内の著名作家の作品が多数展示されます。

テレビでおなじみのキャシー中島さんにも会えますよ。それぞれの会場には地元キルター(キルトを作る人のこと)の作品展示コーナーもあります。一人でパッチワークを楽しんでいる人には心強い場です。一緒にパッチワークを楽しむキルト仲間に出会うことも夢ではありません。

会場には、アメリカの開拓時代を感じさせるトラディショナルキルトもあれば、花柄の布を使ったやさしい雰囲気のキルト、布で絵を描いたような絵キルト、さまざまな素材を生かすコンテンポラリーキルト、和布を使ったキルトなどもあり、キルトといってもひとくくりにはできないということが実感できるはず。

キルトのイベントは、自分の好きな色、布の柄、デザインや、お気に入りのキルト作家を見つけられる場でもあります。会場で行われる作家の皆さんのトークショーは、キルト作りの舞台裏が聞けるチャンスです。

手作りバッグを持っている人に会える可能性大

手作りバッグを持っている人に会える可能性大

そしてさらに、来場者の服装にもご注目を。キルトのベストを着た人やパッチワークのバッグを持った人に出合える確率が高いです。自慢の手作りバッグを持っていくと、同じキルトファンの熱い視線が感じられるかも!?

 
■参加する
オープンレッスンは大盛況

オープンレッスンは大盛況

連日、1レッスン材料費込み500円のオープンレッスンが行われます。約1時間半で小物を仕上げて持ち帰れる人気企画です。低料金のうえ、先生方が丁寧に教えてくれるのも好評の理由。

多くのイベントでは、応募作品をすべて展示するという企画が行われています。残念ながら上記のキルトウィークの締め切りには間に合いませんが、誰かに自分の作品を見てもらいたいと思っている方は、ぜひ次の機会にチャレンジしてみませんか。

■ショッピング
じっくりと見たいマーケットゾーン

じっくりと見たいマーケットゾーン

全国から人気ショップが集まります。布、キット、パーツ、道具などの中には、オリジナル商品もめずらしくありません。身近にキルトの材料を売っているお店がないという方は興奮が抑えられないことでしょう。

 

最後に……

せっかく出かけたのに時間切れということのないように、事前にイベントの内容を知っておきましょう。見たいものを中心に、当日の時間配分が考えられます。優先順位を付けて回るのも手。

イベントの常連さんの中には、まずお買い物をしてから作品を見るという向きも少なくありません。展示作品はなくならないけれど、人気商品は売り切れてしまうということがあるからです。

何はともあれ、まずは一度キルトのイベントに足を運んでみてください。

※写真はすべて「インターナショナル・キルトウィーク横浜2012」から
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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