観光特急「A列車で行こう」に乗って天草を旅しよう(4ページ目)

三角から天草へ～旅のみどころ

三角駅前の道路を渡ると天草への船がでている三角港がある。ここから、A列車と接続して天草宝島ラインのフェリーに乗るとおよそ1時間で天草の中心である本渡港に着く。船内でも「A列車で行こう」のメロディーが流れ、デザインは列車と同じく水戸岡氏担当と、列車と船がひとつのルートになっていることが分かる。

天草は意外に広いので、少なくても1泊、できれば2泊してゆったりと周遊したい。残念ながら、島内に鉄道はないので、JRの駅でチケットが買える「天草ぐるっと周遊バス」やレンタカーを利用することとなる。

天草からの帰りは、フェリーの代わりにバスを使って、天草五橋を辿るのも変化があってよい。熊本まで直行するのもよし、鉄道にこだわるなら、三角駅で三角線に乗り換えることもできる。

天草の観光の見所としては、キリシタン文化に触れるべく大江天主堂、天草ロザリオ館、崎津天主堂などの訪問、イルカウォッチング、海岸線の景観、それに温泉やリゾートホテルもある。

熊本駅までのアクセス

●関西から
新大阪始発の九州新幹線直通「さくら」「みずほ」で最速3時間。

●東京から
１）新幹線のみ利用の場合

新大阪あるいは博多で乗り換えとなり直通列車はなく、乗り換え時間を含めて最低でも6時間近くは見ておいた方がよい。

２）航空機利用
<A>福岡まで航空機利用（約2時間）、博多から九州新幹線（33分～40分）、福岡空港～博多は、地下鉄で6分

<B>熊本空港まで航空機利用（約1時間45分）

i)　空港から市内まで連絡バスで44分、670円
II）空港から無料シャトルバスで肥後大津(12分)、そこでJR豊肥本線に乗り換えて熊本へ（30～40分）、450円

＜関連記事＞
南九州を走るユニークな観光特急「指宿のたまて箱」

※上記データは記事公開時点のものです。