説明しないと分かってもらえないほどのレアもの「コイル切手」
コイル切手をご存じでしょうか?最近では自動販売機用に、昔では自動貼付機用に、何百枚もの切手を細長くつなげたものです。卑近なたとえですが、トイレットペーパーをイメージすると分かりやすいかもしれません。切手は通常、四方向に切り取り線(目打)がありますが、コイル切手は上の写真のような形状なので、上下の2ヵ所にしか切り取り線が無いのが特徴です。
コイル切手自体、このように説明しないと分かってもらえないほどのレアもので、希少価値があるのですが、写真の切手は、日本のコイル切手の中でも最も古いもので、日本初のコイル切手(ロール切手)として、逓信総合博物館のホームページでも紹介されているほどのレア切手なのです。((15)ロール切手のはじめ 1933(昭和8)年11月1日)
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ホームページ:逓信総合博物館
みなさんのコレクションの中にも、コイル切手が含まれていないか、是非確認してみてください。