住宅設備の状態について
リノベーションに適した室内の例1
一方、利用できない設備がある場合はどの設備が故障しているのかを把握した上で、修繕するかどうか決めます。こちらも、買い手がリフォームすることもありますので、事前に修繕しないほうが望ましいです。
築古マンションの売却にあたって
まず、上記のような買い手へアプローチできる仲介会社を探します。例えば、大規模なリフォーム(リノベーション)向きのマンション購入を検討したい人は、そのような人向けのウェブサイトを見ています。マンション情報が出ているようなウェブサイトではなく、リフォームをしたお部屋を中心として紹介しているウェブサイトもあります。売却時に仲介会社がそのような媒体へ物件情報を紹介できるかがポイントになります。まれにですが仲介会社の担当者は、リノベーションについてのトレンドを把握していない人もいますので、「どのようなウェブサイトへ掲載できますか?」と聞いてみましょう。また、仲介会社の担当者がウェブサイトへの掲載を依頼しても、ウェブサイト運営会社に掲載を断られるケースがあります。ウェブサイトではその運営者ごとのカラーがあり、考え方やセンスに合わない場合は掲載しないことが多いからです。しかし、断られたとしても広告媒体を扱う仲介担当者が物件情報を知れば、買い手に紹介してくれることがあります。
●リノベーション向き物件を掲載しているウェブサイトの一例
「リノべる。」http://www.renoveru.jp/
リフォームの可否も大事
リノベーションに適した室内の例2 水廻りは排水管の状況が重要
耐震性能や設備の古さから、築古マンションは売れないのではと思いがちですが、売り手が思っている以上に築古マンションには需要があるのです。このように古いなりの売却方法があることを理解し、依頼する仲介会社の担当者が適した売却方法を選択できるかどうかが大事です。古いからダメという時代ではありませんので、諦めずによりよい売却を実現してください。