アウトルック(Outlook)の使い方/アウトルック(Outlook)の基本操作

Outlookのアカウント設定とは?10ステップで簡単設定!

Outlookのアカウント設定をする際、自動設定できない場合があり、手動で設定することが必要な場合があります。アカウント設定について、Outlookを最初に使い始めるときからOutlookとフリーメールの連携や、情報共有のための活用、次世代メーラーOutlook2013の概要まで説明していきます。

村本 睦子

執筆者:村本 睦子

Gmailの使い方ガイド

Outlookのアカウントの設定とは?10ステップで簡単設定!

Outlookのアカウント設定方法とは?



Outlookを使う場合、自動でメーラーの設定ができない場合があります。その場合は、手動で「アカウント」の設定が必要になります。今回は、手動でOutlookの設定をする場合をお話しします。
 

自動設定できない

メールアドレスとパスワードを入力するだけでは、設定できない場合があります。
その場合は、メールアドレスを使う場合、下記のような情報が必要になります。
  • 受信メールサーバー(POP)のアドレスとポート番号
  • 送信メールサーバー(SMTP)のアドレスとポート番号
  • 送受信方式(IMAP、POP)の種別
この情報は、インターネット接続業者(プロバイダー)から文書で契約時に通知される他、プロバイダーのホームページでも設定情報が掲載されています。たとえば「プロバイダー名 メール設定」と入力して、検索してみてください。さまざまなメーラー毎に設定情報も含めて、設定の手順が書かれています。文書が万が一見つからなくても、ほとんどのプロバイダーが情報を提供していますので、わからなくなったら聞いてみて下さい。

それでは、早速「Outlook」での手動設定をやってみましょう。
 

アカウントの手動設定は10ステップ

Outlook主画面

Outlookのホーム

1.Outlook を起動し、ファイルメニューをクリックします。
 
アカウント設定画面

アカウント設定

2.表示された画面の「アカウント設定」ボタンから「アカウント設定 (A)...」を選択します。
 
アカウント変更画面

アカウント変更

3.「電子メール アカウント」の画面で、「電子メール」タブを選択して、以下の操作を行います。自動で設定できなかったメールアドレスが表示されているので、そのアドレスを選択した状態で、「変更(A)...」をクリックします。
 
アカウト手動設定画面

アカウト手動設定

4.「インターネット電子メール設定」の画面が、以下のように設定されているか確認します。
 

・ユーザー情報
「名前(Y):」: 相手に知らせる名前をいれます。
「電子メール アドレス(E):」: [メールアドレス] が入力されていることを確認します。

・サーバー情報
so-netのプロバイダーを例にあげて、説明します。プロバイダーによって、値が変わります。
「アカウントの種類(A):」: 「POP3」が選択されていること
「受信メール サーバー(I):」: pop.so-net.ne.jp が入力されていること
「送信メール サーバー (SMTP)(O):」: mail.so-net.ne.jp が入力されていること

・メール サーバーへのログオン情報
「アカウント名(U):」: [ メールアドレス ] が入力されていることを確認します。
「パスワード(P):」: [ メールアドレスパスワード ] が入力されていることを確認します。なお、セキュリティ保護のため、パスワードは( * ) で表示されています。確認したら、「詳細設定(M)...」をクリックします。
 
メール全般設定画面

メール全般設定

5.「インターネット電子メール設定」の画面で「全般」タブを選択し、以下のように設定されているか確認します。

・メール アカウント
[メールアドレス] など任意の名前が入力されていることを確認します。ここはあまり変更しません。
 
送信サーバーなど設定画面

送信サーバーなど設定

6.「送信サーバー」タブを選択して、以下のように設定されているか確認します。この設定は、キモです。

「送信サーバー (SMTP) は認証が必要(O)」: チェックが入っていること
「受信メール サーバーと同じ設定を使用する(U)」: チェックが入っていること
※プロバイダーによって、チェック状況が異なりますので、ご注意ください。
 
重要ポイントの設定画面

重要ポイントの設定

7.「詳細設定」タブを選択して、以下のように設定されているか確認します。ここが設定の重要ポイントです。
 
・サーバーのポート番号
「受信サーバー (POP3)(I):」: 110 と入力されていること
「このサーバーは暗号化された接続 (SSL) が必要(E)」: チェックが入っていないこと
「送信サーバー (SMTP)(O):」: 587 と入力されていること(プロバイダーによって値が替わります)
「使用する暗号化接続の種類(C)」: TLS が選択されていること(プロバイダーによって設定がかわります)
 
次へ

次へ

8..「インターネット電子メール設定」の画面に戻ったら、「次へ(N)>」をクリックします。
 
設定完了画面

設定完了

9.「セットアップの完了」の画面で、「完了」をクリックします。
 
10.「電子メール アカウント」の画面に戻りましたら、「閉じる(C)」をクリックします。

以上で、メールアカウントの設定確認は完了です。

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