ゴミ捨てとチリ落としは小まめに
ダストカップにたまったゴミ
右の画像が、1回の掃除で取れたゴミです。犬の毛の他、細かなホコリもしっかり取れていました。ダストカップは0.25Lと小さめなので、その都度捨てるのがベストでしょう。ダストカップはバケツ型でゴミ捨ても簡単なので、苦になることはなさそうです。
レバーを左右に動かすとダストボックス内フィルターのチリ落としができる
ダストボックス内にはフィルターがあるので、チリ落としが必要になります。最上位モデルはスイッチを切る度に「カタカタカタ」と音がする自動式ですが、コンパクトタイプはこれらのメカを手動にすることでサイズを小さくしています。レバーを手で左右に動かすだけなので、定期的なお手入れをして下さい。
おしゃべりする「ココロエンジン」搭載
充電台に置くと「ジュウデンヲカイシシマス!」と元気よくおしゃべり
このモデルにも、お掃除ロボットで採用された「ココロエンジン」が搭載されています。ダストカップにホコリが溜まると「ゴミを捨てて下さい!」とか、バッテリー残量が少なくなると「充電して下さい!」など、音声で知らせてくれます。ガイドが「リザーブ機能」で充電池がカラになるまで使った時は「ジュウデンシテクダサイ! ジュウデンシテクダサイ! ジュウデン…」と連呼され、思わず本体を抱えて「分かった分かった」と充電台に向かってしまいました。家電と分かっていても、おしゃべりするとついつい生き物の様に扱ってしまうものです。恐るべしココロエンジン。もちろん音声を切ることもできるので、うるさい!! と思う人でも大丈夫です。
充電中の立ち姿にひと工夫欲しいところ
充電台に置いておく姿に生活感が出てしまうので、出したままにするにはもうひと工夫欲しいところ
ほぼ球体に近いボディは、とても可愛らしい印象で好感が持てますが、充電式となると、出したままにするのが前提となり、立ち姿の美しさが求められます。スティックタイプは、スタイリッシュなデザインがしやすいのですが、キャニスタータイプは、どうしてもジャバラのホースやパイプが、The・掃除機という印象を与えてしまい、出したままにしておくにはイマイチです。クローゼットや納戸があるご家庭なら大丈夫かもしれませんが、リビングや寝室にこのまま出しておくのはちょっと難しい気がしました。ホース類をどこかにコンパクトに納めて、球体だけが充電台に乗っているようにするなど、今後の改良を期待します!
コンセントの差し替えの煩わしさから解放されたいなら、オススメ!
実勢価格は高額の部類で、やや高いと感じるかもしれません。しかし、コードが無いことで掃除時間も短縮できるし、何よりストレスが減ります。これなら面倒くさがりの人でも、掃除機を出す回数が増えそうです。まだまだ、目新しいという印象のキャニスターコードレスですが、お掃除ロボットはじめ、ハンディクリーナーなど充電タイプの掃除機が増えてきている今、キャニスターも充電して使うのが普通の時代がくるかもしれませんね。