ETF/アベノミクスで注目のETFと売買法

円安で日経平均より上昇しやすいETFは?

まいど、相場の福の神こと藤本です。昨年11月14日以降のいわゆる安倍トレード以降、円安・株高のトレンドは止まりません。日経平均株価は、50%以上上げ、ドル円も100円目前となっています。その中で、この円安傾向が続けば、日経平均を上回る上昇が期待出来るETF(上場投信)とは……?

藤本 誠之

執筆者:藤本 誠之

株式ガイド

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円安・株高のトレンドが続くなら

まいど、相場の福の神こと藤本です。昨年11月14日以降のいわゆる安倍トレード以降、円安・株高のトレンドは止まりません。日経平均株価は、50%超上げ、ドル円も100円目前となっています。今後も、この円安・株高のトレンドが続くと仮定すると、ETF(上場投信)への投資も良さそうです。

円安・株高で、日経平均を上回る上昇が期待出来るETF(上場投信)は、
名古屋証券取引所に上場している MAXIS S&P東海上場投信(1553)です。

MAXIS S&P東海上場投信(1553)

MAXISundefinedS&P東海上場投信

MAXIS S&P東海上場投信

東海地方(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)に本社がある上場企業の中で時価総額の大きい50銘柄で構成されたS&P 日本地域別指数-東海-に連動する成果を目指して運用されるETFです。

東海地方といえば、日本最大の時価総額のトヨタ自動車(7203)のお膝元です。当然、トヨタ系の数多くの会社が東海地方に本社を構えており、このETFにも多くのトヨタ系の企業が含まれています。

自動車産業

1ドル100円目前の円安傾向は、輸出企業である自動車産業に大きなフォローとなるはずです。また、4月12日に日本の環太平洋連携協定(TPP)参加に向けた米国との事前交渉が合意に達しましたが、これに米国の自動車業界からは反対の声が上がっています。何故反対するのか考えると、このTPPが日本の自動車業界にとって、プラスとなるからだと考えられます。また、消費税増税前に特に高額商品である自動車の駆け込み需要も期待出来そうです。

この3つの理由から、今後自動車業界の好調が期待できるでしょう。

東海地方

東海地方(出典;地図undefinedパピオン)

東海地方(出典;地図 パピオン)

東海地方にとって、最大の産業は自動車産業なので、自動産業が好調になれば、東海地方の様々な業界にとってプラスとなります。

だから、東海地方に本社を置く企業にのみに投資するMAXIS S&P東海上場投信(1553)は、日経平均株価を上回る上昇が期待出来そうです。

投資初心者・上級者

日足チャート(出典;Yahoo!ファイナンス)

日足チャート(出典;Yahoo!ファイナンス)

10株単位で取引可能なので、最低投資金額は約1万8千円。投資初心者にとって、小口から投資出来るのでおススメの上場投信です。

また投資上級者には、MAXIS S&P東海上場投信(1553)を現物で買って、日経平均株価に連動する上場投信(ETF)を空売りするマーケット・ニュートラル戦略も面白そうですね。

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