東京・神奈川・千葉・埼玉に住む/23区南[目黒・世田谷・大田・品川]

再開発のまち開き、着工、公園整備相次ぐ

23区の南エリアでは、大崎駅で再開発による新たな街が誕生し、さらに次の計画も着工されています。一方、大田区や目黒区では公園整備、地区整備計画などの取組みが進んでいます。

執筆者:山下 和之

大崎駅東口と西口で再開発関連の動き

再開発に拍車がかかっている品川区のJR山手線大崎駅周辺。昨年12月には、東口第3地区再開発「アートヴィレッジ大崎」のまち開きが行われました。「アートヴィレッジ」は、オフィスと店舗が入る22階建てのセントラルタワー、29階建ての民間分譲マンション、28階建ての都市再生機構の賃貸住宅の3棟から成ります。大崎駅東口では、すでに大型スーパーのある「ゲートシティ大崎」、グルメタウンのある「大崎ニューシティ」が完成していて、今回の「アートヴィレッジ大崎」のオープンで、東口の賑わいがいっそう高まりそうです。

東口に比べると再開発が遅れていた西口でも、今年1月には「大崎駅西口中地区再開発事業」の起工式が行われました。東口に加えて西口の再開発が本格化してくれば、りんかい線や湘南新宿ラインなどの交通の充実と相まって、大崎駅の存在感がますます高まってきそうです。

関連リンク
品川区役所HP「アートヴィレッジ大崎セントラルタワー」竣工

品川区役所HP「大崎駅西口中地区再開発事業」の起工式


大田区では公園整備計画が着々と

(仮称)大森ふるさと浜辺公園(大田区役所HPより)
(仮称)大森ふるさと浜辺公園(大田区役所HPより)
大田区では、現在「(仮称)大森ふるさと浜辺公園」の整備を進めています。入江に干潟を持つ、都内では初めての区立海浜公園で、区民参加によるワークショップなどによって、区民の意見を取込みながら進められてきましたが、いよいよ今年の4月にオープンすることになりました。

約5haが緑化され、桜や松などの植栽が広がり、園内はバリアフリーが徹底されているので、誰でも安心して緑に親しむことができます。また、海辺は海水浴はできないものの、白砂が敷きつめられ、散歩や磯遊び、磯釣りなどを楽しむこともできるそうです。

この「(仮称)大森ふるさと浜辺公園」の周辺には、平和の森公園、平和島公園、都堀公園もあって、完成時には総面積約28haの一大緑地ゾーンになります。

大田区では、「田園調布せせらぎ公園」の整備も進めています。すでに、一部は暫定利用されていますが、2007年度の総合オープンを目指しています。

関連リンク
大田区役所HP

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