サイパンへ旅する前に読んでおきたい基本情報
中心地のガラパン沖に浮かぶマニャガハ島。各種マリンスポーツが楽しめます
日本から直行便で約3時間20分。グアム同様、国内感覚で気軽に旅行できる海外ビーチリゾート、サイパン。高い透明度の海での各種マリンスポーツやゴルフ、ウォーターパークにショッピングなど、女子旅からカップル、ファミリー、グループまで、誰と旅しても楽しめます。ここでは旅行前に知っておきたい基本情報と日本からのアクセスについて、まとめてみました。
サイパンの魅力
ミクロネシア特有の透明度の高い海。近くにマリアナ海溝があるせいか、海のクリアさも抜群!
西側の海岸線に沿ってリゾートが点在。リゾートライフも楽しめます
年間平均気温は27度、一年中、暖かい熱帯性海洋気候のサイパン。年間の気温変化の少なさはギネスブックにのるほど、いつ旅しても夏が待っている島です。そして世界一の深さで知られるマリアナ海溝から湧き上がる、清く澄んだ海水に恵まれ、ミクロネシアでも指折りの高い透明度を誇っています。
北マリアナ諸島で最大のサイパンは面積約120平方km、サンフランシスコとほぼ同じサイズ。南北約20km、東西約8.8kmと細長く、ちょっぴりゴジラのような形にも見える島です。中心地は島の西側にあるガラパン。ほとんどのリゾートホテルも西側にあります。
サイパンの中心地、ガラパン。レストランやショップはここに集中
グアムと並び称されるサイパンですが、雰囲気の違いを一言でいうなら、サイパンでは”南洋の素朴さ”を感じられる点でしょうか。のんびりとした空気が島に流れ、リゾートライフと豊かな自然がバランスよく成り立っているのです。美しいビーチを舞台に楽しめる各種マリンアクティビティ、チャレンジングなゴルフコース、ブランド品やアメリカンなアイテムなどのショッピング、各国の料理が揃うレストラン群……。のんびりとした島ながら、あれこれと楽しめるバカンスを送ることもできます。
毎週木曜の夕方から、ガラパン・ドックで開かれるガラパン・マーケット。縁日気分を味わえます
毎週木曜日には露店がずらりと並ぶガラパン・マーケットや、最近はマラソン大会などのイベントも人気。一方で、島の北側や中央部には断崖やジャングルなど、ダイナミックな自然もたっぷりと残されています。
最大の見どころは、やはり海!
船で約20分の沖に浮かぶマニャガハ島。シュノーケリングやバナナボートなど各種マリンスポーツを楽しめます
有名なマイクロビーチやマニャガハ島以外にも、魅力的な隠れ家ビーチが随所に
そしてサイパンの魅力はやっぱり海。その美しさは、ダイバーの間でも定評があります。洞窟から真っ青な外洋へ抜け出る、有名な”グロット”を筆頭に、変化に富んだポイントも多数。もちろんダイバーでなくても、ガラパンにある約1kmもぱふぱふの白砂ビーチが続くマイクロビーチや、船で約20分の沖に浮かぶマニャガハ島など、美しいビーチがあちこちに。 特にマニャガハ島では、シュノーケリングやバナナボート、観光サブマリンやパラセイルなど、まるでマリンスポーツ基地のよう。子供から大人まで、1日たっぷり楽しめます。
日本からサイパンへのアクセス
国際空港があるのは、島の南部。日本からは、成田から直行便が毎日2便(時期によっては3便)、関空からは時期によりますが毎日運航しています。直行便の場合、所要時間はわずか約3時間20分! 直行便を就航しているのは、東京からはデルタ航空が毎日2便、関空からはアシアナ航空(全日空との共同運航)が毎日1便。また、札幌、仙台、新潟、中部、岡山、広島、福岡からはグアム乗継ぎで比較的ラクにアプローチできます。