結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

スマートに結婚式スピーチを行う方法(3ページ目)

何を、どんなふうに、どれくらいの時間で話せば良いのかとまどってしまうのが結婚式のスピーチ。そこで、今回は「あの人、スピーチ上手ね」とみんなから褒められる結婚式のスピーチ術をご紹介します。

粂 美奈子

執筆者:粂 美奈子

結婚ガイド

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乾杯スピーチのポイント

解説画像

乾杯前のスピーチは短めに。主賓スピーチとかぶらないよう内容を調節

乾杯のスピーチは基本的には乾杯の前に行うもの。ゲスト全員がすでに起立している場合もありますので、あまり長々と話すのは避けたいものです。話す時間は長くても3分くらいが妥当ではないでしょうか。

内容のポイントは主賓スピーチと同様ですが、主賓と乾杯スピーチを行う人が同じ会社などの場合は、話がかぶらないように気をつけましょう。主賓が本人の紹介をするのであれば、乾杯のスピーチでは新生活に向けての言葉を贈るという方法もあります。

一通り話終わったら、乾杯へと移ります。「では、皆様お手元のグラスをおとりください」のセリフは司会者が言ってくれますので、スピーチが終わったらひと呼吸置くと、司会者もやりやすいと思います。

宴席内でのスピーチのポイント

披露宴の途中で行うスピーチは、自分がどのような立場でスピーチを行えばいいのかを新郎新婦に確認しておきましょう。また、他にどんな人がスピーチをするのかも聞いておくと、自ずと自分の立ち位置も見えてきます。新郎新婦に「どんなことを話せばいい?」と聞いてしまってもいいでしょう。

話す時間は3分程度がベスト。宴が盛り上がって、ざわざわとしている時に話すケースが多いので、スピーチの冒頭で聴衆を惹きつける工夫があるといいでしょう。少し大きな声でいきなり「●●ちゃん!」と呼びかけてもいいでしょうし、「●●ちゃんのおもしろエピソードを話します」と最初にスピーチの内容を明らかにして、注意を引きつけるのも一つの方法です。

また、話す際にはマイクに口を近づけてしっかりと。早口だと聞き取りづらいので、意識してゆっくりと話すといいと思います。

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