ウミウシ好きも地形派ダイバーも満足できる「竜串 足摺・弁天島西」
全国的にも漁業基地として知られる高知県土佐清水市。ここには四国最南端の岬・足摺岬があります。この海域は、日本列島で一番はじめに黒潮が訪れるところ。その黒潮にのってやって来る回遊魚や色彩やかな熱帯魚が乱舞する豊かな海が、串竜・足摺のダイビングスポットです。
竜串海中公園は、日本で初めて海中国定公園に指定された海域ですが、レジャーダイビングがここに登場したのは2000年代に入ってから。これから新しいスポットが見つかる未知数に溢れたスポットとして期待されます。
このエリアは、東は足摺岬、西は叶崎に護られているため、一年中ダイビングが楽しめるというダイバーにとって最高の環境にあり、黒潮に乗って移動する大型の回遊魚はもとより、マクロ派には100種類を超えるウミウシが観察できるという、うれしいスポットです。
そんなウミウシ好きに人気なのが「弁天島西」。ここには冬場にウミウシが爆発的に増えるオ―バ―ハングがあります。また、幅・高さ1.5メートル、長さ5メートルのトンネルもあり、地形派ダイバーも満足できます。
■ダイビングサービス:竜串ダイビングセンター、たつくしAQUAセンター、足摺ダイビングセンターほか