インテリアも若干変更
インテリアでは、メーターパネルに「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を搭載し、インジケーターで省エネ度が分かったり、運転終了後にエコドライブ度のアドバイスが受けられる「ティーチング機能」を搭載したりしている。また、メーター自体もスカイアクティブ専用に変更し、シート表皮や本革巻シフトノブ形状見直しなどでインテリアのクオリティアップを図っているのもトピックスだ。
装備面では「20S-SKYACTIV」や「20S-SKYACTIV Lパッケージ」に自動防眩ルームミラーやクローズコントロール、ステアリングシフトスイッチなどからなる「クルージングパッケージ」を4万2000円のオプションとしても用意している。
ベストインクラスの完成度
さて、「スカイアクティブテクノロジー」といえばCX-5、アテンザでも大人気のクリーンディーゼルはないの? という疑問も抱くだろうが、音振動対策も含め「スカイアクティブ」のガソリンエンジンをエンジンコンパートメントに載せるのが精一杯のようで、ディーゼル搭載車は次期モデルに期待というワケだが、新しいガソリンエンジンでもその魅力は十分で、このクラスのミニバンでは走りも燃費も抜かりのない仕上がりになっている。
それほど大きなサイズではなく、両側スライドドアの7シーターを探しているなら実用性も走りの完成度が光るプレマシーもぜひ選択肢に入れるべきだろう。