コンフェッティって何でしょう?
コンフェッティ(confetti)は英語で紙ふぶきの事です。ヨーロッパでは結婚式、カーニバル、そしてパーティーなどのお祝いの際に、小さな紙片・コンフェッティを撒く習慣があります。コンフェッティに使われる紙はとても薄く柔らかい紙なので、ひらひらと宙を舞う光景はとてもきれいです。しかし後始末を考えると部屋の中で撒くのは気が引けますね。なので私は、コンフェッティをテーブルの上に散らし、テーブルを華やかに演出する飾りとして使っております。コンフェッティを飾りとして使う場合は、素材は紙でなくても大丈夫です。季節やパーティーのテーマ、テーブルクロスとの相性を考えて色々なものをコンフェッティとして散らしてみてください。パーティーのテーブルがより華やかになりますよ。
海外のコンフェッティ
この海賊柄のコンフェッティはアメリカの有名なパーティーグッズブランドのものです。中には紙製の金貨、宝箱、海賊旗、そして小さな紙ふぶきが入っています。海賊パーティーは男の子のお誕生会のテーマとしてとても人気があるので、これをテーブルに散らせばとても本格的なパーティーになります。 このようにコンフェッティは薄い紙製のものだけでなく、イラストが印刷された物やスパンコールのような金属でできた物など種類はいろいろあるのです。
模造紙がテーブルクロスに大変身
子供のパーティーには多少のハプニングがつきものです。布製のテーブルクロスは子供がジュースをこぼしたりするとすぐにシミがついてしまい、取り換えるのも大変なのでキッズパーティーには不向きです。外国製の撥水加工された紙のテーブルクロスは便利ですが、日本ではあまり見かけません。そんな時は大きな模造紙をテーブルの上に敷き、その上に薄い透明のビニールクロスを掛けるようにしましょう。模造紙は水に弱いのでビニールのカバーは必需品です。しかし無地の模造紙にビニールクロスを掛けたのでは少し安っぽく見えるので、これを華やかに見せるためにコンフェッティは必要なのです。
模造紙とコンフェッティの組み合わせアイデア
キラキラ光る可愛いスパンコール。これもテーブルに散らすととても可愛いです。黄緑色の模造紙+小花なら春のイメージになります。
水色の模造紙+お城やアンティークキーのスパンコールならシックな騎士パーティーに使えます。
スポンジ素材のシールもコンフェッティとして使えます。ケーキや風船の形ならお誕生会にピッタリです。
コンフェッティの簡単な作り方
画用紙をクラフトパンチで抜いた時の紙片をコンフェッティとして使いました。これなら簡単に作れますね。青い模造紙+黄色い星なら宇宙パーティーや七夕パーティーによく合います。
また最初の写真のように、クラフトパンチで抜いた紙片とスパンコールを両方混ぜて使うのも面白いです。ちなみに濃いピンクの桜は和菓子の包装紙をクラフトパンチで抜いたものです。画用紙は硬いので抜くのに結構力が要りますが、包装紙なら楽にパンチすることができるのでおすすめします。
お菓子のコンフェッティ イタリア語のコンフェッティは「ドラジェ」のこと!?
英語のコンフェッティは「紙ふぶき」ですが、イタリア語でコンフェッティと言うとアーモンドやチョコレートを砂糖でコーティングしたヨーロッパのお菓子「ドラジェ」の事になります。ヨーロッパでは結婚式や子供の誕生などお祝いの席でドラジェを配る習慣があり、ドラジェの色にもちゃんと意味が込められているのです。コンフェッティ=ドラジェなら、本物のドラジェをコンフェッティとして散らしたテーブルコーディネートも面白いですよ! これはベルギーのインターナショナルスクールで見かけたアイデアです。パステルカラーのドラジェやお菓子をテーブルに散らせば春らしいテーブルコーディネートになります。お菓子は金平糖やグミキャンディー、コイン型チョコレート、キスチョコなど、小さくてベタベタしていないお菓子なら何でもコンフェッティとして使えますよ。ちなみにキッズパーティーではパーティー中に子供達がお菓子のコンフェッティを食べてしまうので、パーティー終了後にはコンフェッティは消えてしまいました! キッズパーティーを開くなら、テーブルにはぜひコンフェッティを散らしてくださいね。